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dryacid / promo 2023 (cassette)
¥1,000
SOLD OUT
福岡のパンクバンドの2024年BLACKHOLEよりリリース予定の1st 7"収録曲の別テイクをはじめ、全4曲を収めたプロモテープ。DLコード付き。リリースはkultti kasetti。鉄壁のドラムといぶし銀のベースにより作られるクールでタイトなリズムを土台に、サッドで色彩鮮やかギター、高揚感を煽る熱いボーカルはポストパンクを消化させたパンクサウンド。BllitzやCamera SilensといったOi! Punkをポストパンクの要素で昇華させたサウンドは純度を損なわずにスタイリッシュ。Syndrome 81やLitovskといった現行のモダンパンクとも渡り合える内容です。これを聴いてリリース予定の7"の期待を上げときましょう。 https://kulttikasetti.bandcamp.com/album/promo-2023
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The CORPSE & The Shrikes / Split ( cassette)
¥1,000
The shrikesは先日センセーショナルなデビューを果たした正統派EMOメロディックパンクバンド。メンバー様々なバックグラウンドから織りなす、経験豊富でありながらピュアといった逆説的バンドで恐らく自虐カルトに留まらない全世界へ解き放つ全方位型アンサーメロディックバンド。 かたやthe corpseは大分の3ピースガレージメロディックバンド。このスプリット収録2曲は爽やかなポップンロールでこれが絶妙に小気味良い。いぶし銀。冥利に尽きるばかりか新たな出会いとして音楽の奥深さを再認識させていただいた。このジャンルに当方が明るくない点が申し訳ないのだが、ネオモッズにはないメロディック目線でのガレージは非常に業が深い。一曲はheatwaveが元ネタな気もしますがスーツで決め込むタイプのアプローチとは畑違いで、ファッションパンクへのアンチテーゼも含めてとにかくガレージの哀愁漂うキラーチューン。 互いにない部分、音楽性をリスペクトし合うことで相乗されたメロディライン。普遍的でありながら違和感なく現代に解き放たれる。いわばNo ideaの中期計画を担うナンバリングのような。もちろん最たる賛辞の意を込めて。 text crucifive ten DLコード付きです https://kulttikasetti.bandcamp.com/album/the-corpse-the-shrikes-split-2
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Wet Machines / I've Got Nothing For This World (cassette)
¥1,000
SOLD OUT
"静と動、コントラストの美しさ" 華やかでド派手な1stとはうってかわり、2ndは徳島のヤシの木から滴る雨の雫のような趣。どこか人々の感情を揺らすような気品、気高さ。それは火酒を舐めながら読み耽る純文学のように淡く切ない。 憶測を駆り立てるのはやはりグラムやサイケデリック、サザンロックやソフトロックの土臭さ。戸惑いを隠せないまま衝撃は連鎖し続ける。酔狂なまでに堕落して憔悴する日々の中、強烈な個性の集合知が育まれた。その先にアダルトかつコンテンポラリーに満ち溢れた没入世界への扉が開かれる。加えてSladeのようなキーボードとユニゾンギターがひたすら哀愁を醸し出す。あくまで孤高のスタイルを貫き通した。 パンクの音楽性を敢えて抜くっていうのが彼等ならではのパンクアティトュードで事実説得力しかない楽曲群。変わっているようで何も変わっていないオルタナティブチェンジ。そういったかまし方。充実感。神は細部に宿ると改めて認識した。 text crucifive ten DL code付きです https://kulttikasetti.bandcamp.com/album/ive-got-nothing-for-this-world-2
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WETNAP / gnarled (cassette)
¥1,650
2018年結成の東京の3ピースパンクバンドが2022年にDEBAUCH MOODよりリリースした1stアルバムをカセットテープでリリース。ひたすらにうるさく悲しい、どこを切り取っても胸をえぐられる。間違いなく待ち望んでいたグッドミュージックです。圧倒的熱量を持って極限まで削り、無骨に形作られた楽曲と決して媚びない美しいメロディは私たちのものであると確信させられます。メロディックともレボリューションサマー影響下のポストハードコアとも形容できる、そしてどちらでもないハードコア、メロディック、エモ、オルタナと全てが地続きだったあの頃の危うく得体の知れない空気感が瑞々しく再び現在につくられています。Dinosaur Jr.の"You're Living All Over Me"やJAWBREAKERの“Bivouac"などにある、ジャンルを形容できるようでできない「何か」を強く感じつつ、One Last WishやRites of SpringなどのDischord群、その他80'sから90's問わず全米各地の地下で蠢いていたSquirrel BaitやNew Sweet Breathといったメロディックパンクなど、誰しもが自分のフェイバリットに思いを馳せてしまう多様なバックグラウンドがより彼らの形容し難い音楽性に拍車をかけているように思います。ハードコアからエモやメロディックへ試行錯誤しながら変遷していった過渡期をリアルタイムで聴かせられているような感覚は唯一無二。また、今作は全曲一発録りでライブで放出されるマグマのようなパッションと冷たい緊張感がそもまま詰め込まれており、どこまでもリアルで生々しいです。アルバム名である“gnarled“は節くれだった、ゴツゴツしたというような意味があるようで、今作の楽曲はザラつき曲がりくねった美学が体現されたパンクアルバムだと思います。
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Wet Machines / Republic Wellness (cassette)
¥1,000
徳島のWet Machinesの4曲入りEPが福岡のkültti kasettiよりリリース。your pest band、what-a-night's、silverwigs、messといった徳島パンク・メロディックのオールスターともいえる盤石のメンバー構成から繰り出される珠玉のグッドミュージック。パンクのパワフルさは勿論、ガレージのザラザラ感やパワーポップの甘さ、グラムロックの妖しさ、泣きのハードロックギターが最高の形で結びついています。爽快さと哀愁、熱くありながらも時折クラクラするようなサイケ要素のあるボーカルもめちゃくちゃハマっていて不意打ちを食らったような衝撃と高揚感を覚えます。80'sミュージックへの再挑戦ともいえる音楽性は現行のSheer MagやRomeroなどといったバンドともシンパシーを覚える、かつてのオーバーグラウンドミュージックの持っていた多様性と深み、時代も場所も超えて聴き継がれていくような普遍性を持った音楽だと思います。ロックやパンクの奥深いところにある土臭いアメリカンミュージックの匂いをはっきりと感じとることができる空気感を徳島という土地から見事に作り上げている快作。過去作品も含めて是非体感してください。 https://kulttikasetti.bandcamp.com/album/republic-wellness
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Zone Infinie / Dommages (cassette)
¥1,400
SOLD OUT
フランス・ビルールバンヌのパンクバンドが2022年にリリースした10曲入りテープ。本作は2021年にリリースされたEP"Dégats"と2022年にリリースされたEP"Atomisés"を収録した内容となっています。骨太でCamera Silens を思わせる印象的なベースラインやLeatherfaceを思わせるサッドなギター、ハードコアのエネルギッシュさやポストパンクのコールドな部分などパンクやハードコアのより多角的な要素が詰めこまれた音楽性。現行のフランスのモダンパンクとはまた少し違ったプリミティブな魅力に溢れていますが“Parti does ombres”は聴けばパンクが好きなら全員納得の曲じゃないでしょうか。フランス語の歌詞の為、意味を理解できているか怪しいですが、彼らの歌詞は、社会的で生々しい側面を持ち、高級住宅地化の犠牲となり周辺に追いやられた「何者でもない人々」の経験を、喧嘩や飲酒といった決まり文句とはかけ離れた形で表現しています。彼らの作品のジャケットが無機質な建物や街、瓦礫といったものになっているのもリヨンの外れにあるビルールバンヌというフランスの中心地から離れた街にある現実とリンクさせているのかなと思います。ブレストしかり、中心じゃないところからカッコ良いパンクが生まれてくるのはめちゃくちゃ正しいことだと思わせてくれる内容です。
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Tsarev / Self-Title (cassette)
¥1,200
フランス・ブレストのパンクバンドが2020年にリリースした1st EP。Dans Le Videからテープでのリリース。今フランスで最も熱いと言っても良いブレスト仕込みのモダンOi/Punk。ド派手な展開はないが沸々と湧き上がるような熱さがあるいぶし銀のパンクサウンド。ストイックな8ビートを刻むリズム隊と切り裂くギター、拳を上げるグッドメロディ。Syndrome81をはじめLITOVSKやsecteur pavéなど良質なパンクバンドを生み出し続けているブレストという街に恥じない新たなニューカマーと言って良いでしょう。
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filature / st (cassette)
¥1,200
SOLD OUT
フランス・トゥールーズのパンクバンドが2022年にリリースした5曲入りEP。リリースはDans Le Vide、Seitan's Hell Bike Punksより。かき鳴らされる冒頭のギターで間違いないと確信させらてしまう、ヨーロッパの燻んだ寒空とその下で沸々と燃えているようなサッドで熱いモダンパンク。刺すような単音ギターとマイナー調のコード、タイトなリズム隊、コテコテのOi! Punkというよりはポストパンクの影響が大きく窺える近年のブレスト周辺のバンドと共鳴するモダンなパンク。メンバーなどの詳細は不明ながらも、現行のこの手の音楽性のバンドの中ではこのEP一本で抜きんでたものを感じていて、とにかく曲が良いと思います。曲調としても早くもSyndrome 81影響下のバンドなのではと勘繰ってしまいます。現行フランスに注目している人は必ずチェックして下さい。
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nohz / DEMO (cassette)
¥1,200
フランス・トゥールーズのパンクバンドが2022年にリリースした全7曲のデモテープ。Dans Le Vide、Dirty Slap Records、Urticaria Recordsからのリリース。ダークなエネルギー渦巻くraw&primitiveなパンク。耳をツンザクようなレイジングなボーカルのパッション全開の速いパートからのダーティな踊れる展開が来るのはハードコアとして極上です。HOAXをはじめとするCONDITIONやKLONNSなどにも通じる怒りの爆発として正しい形のアンダーグラウンドミュージックだと思います。
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ANGRY SILENCE / Les Privés d'amour, les boit sans soif (cassette )
¥1,200
SOLD OUT
フランスのパンクバンドが2021年にリリースした1st EP。メロディアスで哀愁深い、だけどシリアスになりすぎないポップネスを持ったメロディックパンク。2020年にファーストショウを行ったばかりという、(おそらく)フランスの新星です。メロディックといって良いサウンドながらも彼らのTHE JAMなどにも通じる甘く柔らかなメロディと楽曲。聴きやすくありつつも聴くほどに彼らの味を噛み締めることが普遍的魅力を持った内容です。
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secteur pavé / Self-Titled (LP)
¥2,300
フランス・ブレストのパンクバンド2019年にリリースした1stアルバム。 No Glory Records、Dans le Vide、Entre Chien et Loup、Senseless Acts of Angerによる共同リリース。自転車競技の石畳区間から付けられたバンド名。熱くキャッチーであり無骨な哀愁がメロディの隙間から覗くパンクサウンド。Blitzなどの硬派な、そしてどこか洒落ているOi/Punkの流れを汲む、自然と声と拳を上げてしまう楽曲の数々。シンプルながらも切れ味鋭いギターと絶妙なところではいるマイナーなコード進行は一聴しただけでどれもセンス抜群です。個人的にですが特に“Travail bien fait"はジャンルの壁を超越した、ブリットポップに感じるようなアンセム感を感じています。ブレストのSyndrome 81やLitovskとメンバーも被っており両バンドとも共鳴する、ポストパンクを再構築した現行フランスのモダンOi!/Punkの流れをひしひしと感じます。本当にブレストとその辺りと関わりがあるバンドに外れはないです。
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Joyride! & Bitpart / split (cassette)
¥1,700
サンフランシスコのJoyrideとパリのBitpartによるメロディックスプリット。Joyrideが8曲、Bitpartが1stアルバムの全9曲を収録したボリューミーな内容。リリースはCorn Dog Recordsから。 Joyrideはラフでキャッチーなメロディック。パンクのビートとギターのジャカジャカ・ドタバタ感にキャッチーな甘酸っぱい素晴らしいメロディにガツンとやられます。FastbacksやParasolのようなパンクとインディロックが混ざったバンドのニュアンスを感じつつ、Peach Kelli Popなんかのギターポップの要素まである音楽性だと思います。 Bitpartは荒々しくも切ない男女混成ボーカルのラフメロディック。聴きやすさや分かりやすさに全振りしない、あくまでパンク、ハードコアを踏まえてのメロディックサウンドということを意識させられる音楽性。前身のバンドであるFat Beaverでオリンピアへのツアーを行っているようであり、RVIVRやRumbletowneリリースのバンドのようなオリンピアメロディックを志向していたのが伺えます。そして、それが完全に再現できていないという不完全さも今作の愛おしい魅力の一部分となっています。
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ACADEMY FIGHT SONG / IT'S MY LIFE (casette)
¥1,000
SOLD OUT
福岡のオルタナティブロック・ポストハードコアバンドがリリースした3rd EP。リリースは引き続きカルトレーベルkültti kasettiから。かなりのハイペースで今年リリースを続けている彼らですが、メロディ、ソングライティング、そして圧倒的な熱量が詰め込まれた現時点での集大成といえる内容。何かの終わりと始まりを期待させるような哀愁と希望が入り混じる文句なしのタイトルトラック"It's My Life"から幕を開ける今作。Husker DuのNew Day Rising期を彷彿とさせるアンダーグラウンドのパンクやポストハードコアからオーバーグラウンドへの過渡期、グッドミュージックを追い求めた先の景色が広がっています。メジャー感が漂いつつもSUGAR一歩手前とでも言うような絶妙の塩梅をあくまで日本詩で作るのは今彼らしかできないのではないでしょうか。続く"Under Taker"では不穏でどこかロマンチックさが漂うようなINSTRUMENTALの劇中で流れても全く違和感がないFUGAZIへの愛を奏でつつ、なだれ込むように"Makotoshi"へ。ヒリヒリするようなポストハードコアを文字通り叩きつけるようなリフに乗せていて、その中で荒々しくも浮かび上がってくるメロディに感情を揺さぶられ、思わず歌い出してしまうエモーショナルソング。そして、ラストはDinosaur Jr.のLost All DayやJAWBREAKERのAccident Proneといった曲のような悲しみ・切なさを大きな優しさが包み込んでくれるような"Nansei"。運転中にふとラジオから流れてきそうな親しみやすい柔らかなメロディと圧倒的な力強い音、歌っているかのようなメロディのギターソロがファズに乗って響き渡り幕を閉じます。今年カセットでリリースされた作品を3部作として捉えるなら物語を締めくくるにこれ以上ないエンディングだと思います。
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ACADEMY FIGHT SONG / -KANATA- (casette)
¥1,000
SOLD OUT
今年3月に鮮烈な衝撃を与えた1st EPをリリースしたばかりの福岡オルタナティブロックバンドの2nd EP。Bandcampダウンロードコード付き。リリースは引き続きカルトレーベルkültti kasettiから。ザラつく圧倒的な音像。SST、D.C、DeSoto、札幌、福岡、何層にも重なったメンバーそれぞれの音楽的背景が入り混じり、現代の音楽としてリビルドされています。前作と比べると重厚で深みのある曲が増えた印象で、The Clashを飛び越してBurning AirlinesへのAFS流の回答であり、屈折した爽快さが渦巻く“ITOSHIMA CALLING"、中期以降のDinosaur Jr.やHUSKER DUといったささくれだったパンクやハードコアを一周したバンドと同じ乾いた哀愁を感じる"KANATA "。ポップスにはどうしても出せないほんの一握りのウェットさがひたすらに優しく響きます。うねるとベースとプリミティブなドラム、かき鳴らすギターが攻撃力高めの"断捨離 NIGHT DAYS"、バンド名の由来となったMission of Burmの“ACADEMY FIGHT SONG“のスタジオカヴァーテイク収録と今作も隙のない全4曲。Dinosaur Jr.ばりの巨大な音とすっと胸に染み込んで残り続けるような日本語詩は肩の力をそっと解きほぐされる暖かさがあり、今作もやはり普遍的です。付け加えるなら彼らのライブにハズレは存在しないのでをライブでその音を是非体験して下さい。
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Chaviré / Maintenant Que Les Flammes Sont Partout (cassett)
¥1,300
フランス・ナントのエモバンドが2019年にStonehenge Recordsからリリースした3rdアルバム。90年代のオールどスクールなStonehengeのバンドのようにエモーティブでスクリーム全開のハードコアとは違いミドルテンポ主体のマイナーコードから作り出されるサッドでドラマチックなエモ・スクリーモサウンド。バンドの紹介に書いてあった"emo punk"という言葉がかなり端的にこのバンドを表しているなと思います。2000年後半以降のモダン目なエモ・スクリーモの要素を感じますが"K.&K."はこれぞStonehengeのバンドとも言えるエモーショナルコード進行の黄金旋律。アルバムのタイトルの意味は「今、炎は至る所にある」。世界は燃えまくっているし、それに反抗する火もまた燃えている。バンドの溢れる創造性と怒りを表現した作品です。
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HONG! & TOAST / PUNK CINTA DAMAI SPLIT(Cassette)
¥700
横浜のDIYパンクレーベルWWAV(West Ward Audio Visual)より2022年5月にリリースされたインドネシア・タンゲランのハードコアバンドTOASTとHONG!によるスプリットテープ。速い・軽い・熱い、双方アメリカンハードコア最良の時代といえる80'sの影響色濃いプリミティブかつ軽快なハードコアサウンド。2000年代に活動していたインドネシアの"HELLOWAR"の曲「Punk Cinta Damai」(直訳すると"平和のためのパンク")を両バンドともにカヴァーしたものを収録。ほぼ全曲1分未満のパーフェクトな曲の短さで一瞬のうちに駆け抜ける血管沸騰の全6曲。
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ACADEMY FIGHT SONG / RIVER (cassette)
¥1,000
SOLD OUT
2021年福岡で結成のロックバンドがリリースした1st EP。Bandcampダウンロードコード付き。リリースは謎のカルトレーベルkültti kasettiから。とんでもないバンドが福岡から出て来ました。尖っていながらも全身を音圧で包まれるようなギター、ソリッドにうねるベース、野生的とも言えるドラム、タイプの違うフロント2人のボーカルと完璧なバランス。DISCHORDとSSTのサウンドをよりオルタナティブな解釈で現代に再構築したサウンド。JAWBOXやHusker Du、Dinosaur Jr.などに感じる激しさとどこか滲む哀愁、エモというには無骨でザラザラとしたエモーショナルが胸に沁みる。彼らのおそらくルーツである音楽と同様に(グッドミュージックはどのジャンルでもそうあると思いますが)時代や場所に左右されない普遍性という強い力を備えた内容です。 歌ごころ満載の日本語詩のボーカルは90年代のeastern youth、bloodthirsty butchersなどをはじめとするジャパニーズエモの血を脈々と感じることができます。個人的に日本語詩はハマるものとハマらないものの振り幅がとても大きいと思うのですが、彼らの音楽は日本語詩だから出せる哀愁や暖かみが余すとこなく出ていると思います。2022年の今、過去現在を固くつなぎながらも懐古主義を打ち砕く新しさとエネルギーが詰まった作品。
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dryacid / 4 SONGS + 3 MORE (casette)
¥800
SOLD OUT
Fukuoka Cult Skinhead。2020年にリリースされたEP"4 SONG"に未収録3曲のライブテイク、対訳付き歌詞カードを加えた内容。リマスタリングも行って音質も良くなっています。NEW WAVE OF BRITISH HARDCOREがTHE CHISELやCHUBBY AND THE GANGへと終着していくと同時期に現れた彼ら。NWOBHの文脈など存在しなかったここ日本の片隅でひたすらに先鋭化していったジャパニーズワーキングクラスが生み出したOi!/Punk。熱くピュアなサウンドながらもポストパンクの影響を匂わせる、どこかアーバンさやダークな部分はフランスのOi!などにある洗練されたものを感じさせる。労働、フットボール、システムへの反抗、彼らの音楽は先人たちと同様に生活と地続きだ。停滞した地方都市からYOUNG HAWKS ARMYをマーチンでストンプする全7曲。
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Self Defense Family / Heaven Is Earth (cassette)
¥1,400
ニューヨークのパンク/オルタナティブロックバンドが2015年にDEATHWISHからリリースした5thアルバム。彼らの音楽性は多角的でありパンクをベースにしながらもロック、ポストパンク、レボリューションサマー、シューゲイザーなど多種多様なバックグラウンドを感じさせてくれ、ある種の都会的な洗練されたアーティスティックさと実験性を兼ね備えています。オーバーグラウンドでも受け入れられる音楽性はFUCKED UPなども想起させられる泥臭さは残しつつも壮大さ溢れる作品となっています。
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