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Shut Your Mouth & Forbear / Split (CT)
¥1,650
SOLD OUT
東京のハードコアバンドShut Your Mouthとインディ・シューゲイザーバンドForbearによるスプリットテープ。ルーツやシーンが近しいバンド同士によるジャンル異種格闘技戦スプリット。DLコード付き。 Shut Your Mouthはブルータルさとリズミカルなグルーヴが絶妙にミックスされた90'sスタイルのニュースクールハードコア。モッシーでダンサブルでさえある、練り込まれたリフが飛び交う。欲しいところに美味しい展開とリフが来てくれる、EarthmoverからChokeholdまで思い起こされるサウンド。いくらでも極悪になり得る楽曲ですが、アンガーだけどどこか爽快感漂うボーカルとのバランスも気持ち良い。 Forbearはそこはかとない無骨さとダイナミズムを感じさせるリズムと分厚くも冷ややかギターに男女混声のボーカルが淡く響くサウンド。ハードコアをルーツに持ちながら、そこからエモのエッセンスを取り入れつつオルタナティブロック/シューゲイザーへ帰着するのはRun For Coverのバンドなんかが10年代に作り上げていった質感と同じものを感じます。現行だとNarrow HeadやSunday Driveのバンドと同じように、ジャンルをシームレスに横断しつつ着実にアップデートし続けています。
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futurina / Always refreshing / Elephant (cassette)
¥1,000
SOLD OUT
熊本を拠点に活動するエモ・ポストロックバンドfuturinaの2曲入りカセットテープ。DLコード付き。Post Marked StampsシリーズのスプリットCDに続いての初単独作品。 熊本の中で間違いなくベストなライブ/クラブベニューNAVARO内レーベル4JC RECORDSよりリリース。 心地良さとメランコリックの狭間で揺れるようなサウンド。狙いすましたアルペジオと共にゆったりとしたリズムで丁寧に進んでいき、ここぞのところではしっかりとバーストさせるのはPenfoldなどのDeep Elmのエモバンドの文脈を感じさせられます。"Eelephant"はイントロのベースライン入ってきてからはニヤニヤものですね。浮遊感と牧歌的な質感は淡いという表現がぴったりな沁み入るようなエモーショナルがあります。 https://4jcrecords.bandcamp.com/album/always-refreshing-elephant
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TEXAS 3000 / tx3k (cassette)
¥2,200
SOLD OUT
東京の3ピースオルタナティブバンドによる2023年にSkin Slicing Horseよりリリースされた1stアルバム。楽曲の端々から香る大陸の音楽特有の力強さと哀愁、ザラザラとした想像上の80's、90'sのアメリカに思いを馳せてしまうサウンド。雑多に変則的に曲がりくねりながらもある瞬間に1つに繋がる感覚はPolvoやShudder To Thinkにも通じるグッドミュージックだと思います。肩の力が抜けているようで突如ギア上げてくる瞬間とメランコリックなアルペジオがアルバム全体、1曲の中で目まぐるしく変化していき、その質感は彼らの瞬間瞬間を切り取り凝縮させたよう。それでいて聴き手に難しいとは感じさせないのはやはりセンスだなと。乾いたポップネスが余すことなく詰め込まれた作品です。
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Everyone Asked About You / Paper Airplanes, Paper Hearts (cassette)
¥1,900
SOLD OUT
90年代に活躍し、後年一部でカルト的な人気を博しているアーカンソー・リトルロックのエモバンドの音源をNumero Groupがリイシュー。本作"Paper Airplanes, Paper Hearts"は、1997年から2000年にかけてリリースされた"Let's Be Enemies"LPと2枚の7“、The Shyness ClinicとのSplitを含む、Everyone Asked About Youの全作音源集。蒼さと儚さが入り混じる2人のボーカル、シンプルかつ余白たっぷりなリズム隊に枯れたメランコリックなアルペジオ、それをシンセサイザーが優しく包み込む。少しカラッとした質感はミッドウェストエモであり、メロディ自体はキャッチー。時に私たちの心に沁みいり、時に高揚させるエモとして完璧なバランス。不安定さ、不完全さがオーバーグラウンドミュージックやクオリティという音楽的要素を凌駕する瞬間が納められている、エモフリークを熱くさせるのも納得のサウンドです。Jejune、Eldritch Anisette、近年のバンドだとKitty HawkやBlue Periodが好きな人は間違いなく気にいるサウンドです。 "Crazy"とか聴くとBraidの影響も受けたのかなと。90's emoの幻想は続きそうです。
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Wet Machines / I've Got Nothing For This World (cassette)
¥1,000
SOLD OUT
"静と動、コントラストの美しさ" 華やかでド派手な1stとはうってかわり、2ndは徳島のヤシの木から滴る雨の雫のような趣。どこか人々の感情を揺らすような気品、気高さ。それは火酒を舐めながら読み耽る純文学のように淡く切ない。 憶測を駆り立てるのはやはりグラムやサイケデリック、サザンロックやソフトロックの土臭さ。戸惑いを隠せないまま衝撃は連鎖し続ける。酔狂なまでに堕落して憔悴する日々の中、強烈な個性の集合知が育まれた。その先にアダルトかつコンテンポラリーに満ち溢れた没入世界への扉が開かれる。加えてSladeのようなキーボードとユニゾンギターがひたすら哀愁を醸し出す。あくまで孤高のスタイルを貫き通した。 パンクの音楽性を敢えて抜くっていうのが彼等ならではのパンクアティトュードで事実説得力しかない楽曲群。変わっているようで何も変わっていないオルタナティブチェンジ。そういったかまし方。充実感。神は細部に宿ると改めて認識した。 text crucifive ten DL code付きです https://kulttikasetti.bandcamp.com/album/ive-got-nothing-for-this-world-2
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CAREER WOMAN & LETNIY / SPLIT (cassette)
¥1,738
アメリカと東京のインディロックバンド同士によるスプリットテープ。活動を再開したPOWER ELEPHANTよりリリース。CAREER WOMANはMelody名義で曲をリリースしていたのも記憶に新しいですが、よりそのソングライティングに磨きがかかったインディサウンド。フォークやパンク、オルタナなどのバックグラウンドを現行のU.Sインディとしてしっかり落とし込んだ楽曲、そこに透き通るようなボーカルが広がっていく質感はSnail MailやJulien Bakerが出てきた時に近いかなと思ったんですが"Balcony"や"Static / Traffic"のフォーキーで淡く切ないメロディはサンフランシスコのfuvkと通じると思う要素もあったり。この路線を突き進めてくれると個人的に嬉しいです。今後のサウンドの変化も非常に楽しみな3曲を収録しています。 LETNIYはポップでファズが効いて甘いメロディが堪らないインディ・パワーポップ。U.Sの90'sのギターロックなどの影響を強く感じさせつつもあくまで現行のモダンな音という感じで、特に"Hot Gimmick"はSupercrushなどの現行パワーポップ・ギターロックを好きな人に是非聴いて欲しいなと思いました。3曲ともバラエティに富んだ楽曲を収録しているんですが邦ロックフレーバー漂うところなどはHomecomingsやShe Saidにある親しみ深さ、スッと耳に入ってくる、いつまでたってもふと思い出すようなメロディラインを持っていて素晴らしいです。
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Billow / Ⅳ (casette)
¥1,500
SOLD OUT
チェコのインディーポップバンドが2022年2月にリリースした4曲入りEP。スロバキアのZ TAPESより。浮遊するようにドラマチックさを演出するシンセサイザー、優しさに溢れるギターとドラム、時に囁くように、そして時に力強く歌われるボーカルLenkaの歌に私たちの心は包まれる。ゆったりとした幻想的かつ神秘的な世界観を是非楽しんでください。
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if i die in mississippi / before i leave (casette)
¥1,500
SOLD OUT
アメリカ・ミシシッピのアーティストが2021年にリリースしたアルバム。スロバキアのテープレーベルZ TAPESから。幻想的でアーティスティックなエレクトロ/アンビエントサウンド。掠れがかった昔のVHSで撮られたホームビデオを見るような強烈な郷愁に襲われる。作中何度も挟まれる声のサンプリングやレトリックなオルガンサウンド、籠ったようなサウンド表現はノスタルジーを表現することを意識して作られていると感じます。過ぎ去ってしまった過去へ思いを馳せてしまう、美しさと悲しさを見事に詰め込んだ作品だと思います。
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if i die in mississippi / artless (casette)
¥1,500
アメリカ・ミシシッピのアーティストが2016年にリリースしたアルバム。スロバキアのテープレーベルZ TAPESから。幻想的でアーティスティックなエレクトロ/アンビエントサウンド。静かなノイズにゆっくりと全身が包み込まれる至福の体験。ぽつりぽつりと奏でられるメロディは優しくぼやけて見える街明かりのような心象を抱かせる。加えてフォーキーなアコースティックソングからドローンまで収録された繊細で美しい全12曲。
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Unicorns at Heart / Unicorns at Heart (casette)
¥1,500
SOLD OUT
カリフォルニアのインディロックバンドが2021年にリリースしたアルバム。スロバキアのテープレーベルZ TAPESから。チープでキュートな愛おしいローファイサウンド。その気取らないメロディは極上。すぐそこから曲が流れてきているような実在感を持った彼らの音楽は聴くことを強制されるような音が詰まり過ぎたハイファイサウンドの真逆、音と音の隙間があることこそが豊かなことなんではと思わせてくれます。晴れた日にカーテンと窓を開けて聴きましょう。
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Pleasance House / Digging Strawberry Ditches (casette)
¥1,500
アメリカ・アトランタのシンガーソングライターが2021年にリリースしたアルバム。スロバキアのテープレーベルZ TAPESから。人の心の底から湧き上がる儚さを音にしたようなアコースティックサウンド。アコースティックギターと歌という必要最小限の編成から逆説的に浮き上がってくる悲しいギターのメロディとどこまでも透き通るボーカルの存在感に心を奪われます。喧騒を忘れさせ、ただ私たちの側に寄り添ってくれる作品です。
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fuvk & mostyn / Split Death (casette)
¥1,500
SOLD OUT
テキサス・オースティンのシンガーソングライターfuvkとmostynが2022年3月にリリースしたニューアルバム。スロバキアのテープレーベルZ TAPESから。悲しくも優しい、エモにも通じるサウンド。大きな括りをしてしまうとアコースティック/ベッドルームミュージックと呼ばれるジャンルかもしれませんが、少ない音数から奏でられるメロディは鮮やかで圧倒的な美しさを感じます。透明で儚い彼らの音楽性はそこから様々な情景や物語を自然と想像してしまう、優れた本や映画と同じように細部や余白から私たちにイマジネーションをもたらしてくれる作品です。
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Self Defense Family / Heaven Is Earth (cassette)
¥1,400
ニューヨークのパンク/オルタナティブロックバンドが2015年にDEATHWISHからリリースした5thアルバム。彼らの音楽性は多角的でありパンクをベースにしながらもロック、ポストパンク、レボリューションサマー、シューゲイザーなど多種多様なバックグラウンドを感じさせてくれ、ある種の都会的な洗練されたアーティスティックさと実験性を兼ね備えています。オーバーグラウンドでも受け入れられる音楽性はFUCKED UPなども想起させられる泥臭さは残しつつも壮大さ溢れる作品となっています。
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Fake It / Gray matters (cassette)
¥1,000
SOLD OUT
サクラメントのエモバンドが2017年にデジタルでリリースしていた1st EPを2019年にSunday Drive Recordsがカセットでリリース。トゥインクルさとインディーロックのアーティスティックな雰囲気を併せ持っています。タイプとしては何故かあまり見ないINTO IT,OVER ITのようなシカゴエモリヴァイバルのサウンドです。
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PITY SEX / WHITE HOT MOON (cassette)
¥1,400
SOLD OUT
ミシガンのオルタナティブ/シューゲイザーバンドが2016年にRun For Coverからリリースした2ndアルバム。地響きをあげるベースとノイジーなギター、優しく気怠い男女混声ボーカルが幻想的で耽美な世界へ連れて行ってくれる現代的シューゲイザー・ドリームポップ。Title Fightあたりから始まったUSインディー/シューゲイズの流れにかなり早い段階で乗り、この2ndで凄まじく完成された内容を作り上げました。2010年代のこの手のジャンルの印象を決定づける作品になったのではないでしょうか。
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