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DEATHRO / HIGHVVAY ・WRONGWAY (7")
¥1,430
神奈川・県央ナンバーワンロックボーカリストDEATHROの2024年リリースの7"ニューシングル。レーベルはBlackholeよりリリース。デビューより一貫して貫いているBOØWYや氷室京介をルーツとするようなジャパニーズスタイルのビートロックサウンド。突き抜けるようなギターから始まり、疾走感・爽快感抜群のビートとメロディの“HIGHVVAY“をA面に、B面には妖しい疾走感と“120%のフェイクでもいいぜ 心に嘘は無いから”という歌詞の一節に個人的に音楽への愛を感じて痺れる“WRONGWAY”を収録。ジャケもキュート!
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Mt. Oriander & Amid The Old Wounds / Split (7”)
¥1,300
Empire! Empire!のKeith LatinenのソロプロジェクトMT. ORIANDERとDuct Hearts、Wishes On A PlaneのDaniel BeckerがやっているシンガーソングライタープロジェクトAmid The Old Woundsによるスプリット7インチ。リリースは9レーベルによる共同リリース(Time As A Color、Sncl、Shove Records、Friendly Otter、Civic Duty、New Knee Records、Rufen Publishings、Slow Down Records、Count Your Lucky Stars)。DLコード付き。 MT. ORIANDERは美しいアルペジオから始まり、ゆっくりとエモーショナルに熱を帯びていく長いイントロ、メランコリックな旋律と対をなすような暖かな音像、Keith Latinenの蒼く内省的なメロディ、そのどれもが切なく胸を打つサウンドになっています。Empire!Empire!の延長線上にあるなと思いつつ、この曲の全然歌が始まらない感じとか含めChristie Front Drive味を感じたりしました。7分超えの曲ですが少しずつストーリーを繋いでいくような、派手では無いが私達それぞれに寄り添ってくれるようなドラマチックさがある1曲です。Amid The Old Woundsは去年のNo Actionとのスプリット7"に続く音源。憂いを帯びたサッドでフォーキーなアコースティックサウンド。透明感のあるアコースティックギターで奏でられる音の一つ一つとDaniel Beckerの出すメロディ、言葉の一つ一つが力強く私達に飛んでくる。悲しくて繊細なんだけどその中に希望のようなものをイメージさせられます。シンプルが故に力強く美しい2曲を収録。 https://timeasacolor.bandcamp.com/album/time-94-mt-oriander-amid-the-old-wounds-split
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Winstones / Let Me Find Out (7")
¥1,650
東京のガレージ・ソウルバンドの2枚同時リリース作品。東京のBLACK HOLEよりリリース。メンバーはそれぞれThe Titans / Teengenerate / Firestarter / Suspicious Beasts / Three Minute Movieなどで活躍。それだけでも魅力的なのに、近年ゲストメンバーに鰐やマグナトーンズ等で活躍するSax. Ko2RockとThe Dropsおよびソロでも精力的な動きを見せているKey.Ayukoを迎え6人体制に。豪華な楽器隊と圧巻のボーカルが作り出すブルージーでソウルフルな世界観。雰囲気たっぷりの贅沢なアンサンブル。キメが細かくジューシーなサウンドがそのまま詰まったような内容となっており、これこそレコードで是非聴くべきサウンドなのかなと思います。A面には今作は初のオリジナルナンバーとなる"Let Me Find Out"を収録。キング・オブ・ラテン・ソウル」ことJoe Bataanのカヴァーを収録しています。リソグラフ印刷のジャケの質感も最高に渋いです。 ※2枚同時購入してくれた方のみ、ボーナストラックをつけた6曲入りのダウンロードコードをお渡ししています。 https://blackholekuroiana.bandcamp.com/track/let-me-find-out-2
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Winstones / Green Wood,Mississippi (7")
¥1,650
東京のガレージ・ソウルバンドの2枚同時リリース作品。東京のBLACK HOLEよりリリース。メンバーはそれぞれThe Titans / Teengenerate / Firestarter / Suspicious Beasts / Three Minute Movieなどで活躍。それだけでも魅力的なのに、近年ゲストメンバーに鰐やマグナトーンズ等で活躍するSax. Ko2RockとThe Dropsおよびソロでも精力的な動きを見せているKey.Ayukoを迎え6人体制に。豪華な楽器隊と圧巻のボーカルが作り出すブルージーでソウルフルな世界観。雰囲気たっぷりの贅沢なアンサンブル。キメが細かくジューシーなサウンドがそのまま詰まったような内容となっており、これこそレコードで是非聴くべきサウンドなのかなと思います。A面にはThe Beatlesにも影響を与えたロックミュージシャンの始祖の1人Little Richard、B面には一発屋と言われつつもローカルをサポートし愛されたR&BシンガーRobert Parker、Fat Possumからのリリースで近年評価を高めるメンフィスが産んだレジェンドDon Bryantのカヴァーを収録。リソグラフ印刷のジャケの質感も最高に渋いです。 ※2枚同時購入してくれた方のみ、ボーナストラックをつけた6曲入りのダウンロードコードをお渡ししています。 https://blackholekuroiana.bandcamp.com/track/greenwood-mississippi-2
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DANCEBEACH & ACADEMY FIGHT SONG / Split (7")
¥1,430
名古屋のポストハードコアバンドDANCEBEACHと福岡のオルタナティヴ・ポストハードコアバンドACADEMY FIGHT SONGによるそれぞれ渾身のスタイルを1曲ずつ詰め込んだsplit 7"。LongSlopeRecordsより2024年リリース。 名古屋のDANCEBEACHはSSTのバンドにあるような地下でうごめく不穏なエネルギーと実験性、そこから作り出される緊張がエモーショナルな質感として現れた一曲になっています。BLACK FLACとDAG NASTYが混じり合ったようなギターのフレーズと低く強靭にビルドアップしてくるリズム隊のバランスは秀逸。持ち味のストレンジなフックはありつつも本質はストレートな燃える一曲になっています。 ACADEMY FIGHT SONGは80'sから00"s、D.C、サンディエゴ、北海道まで多角的に網羅し、そこから不要なものを削りとったようなサウンド。今作収録曲は特にそこからメロディと歌ごころにフォーカスしたものになっていて、疾走感がありつつ哀愁に溢れザラつきながらも暖かい。Dinosaur Jr.もJAWBREAKERも脳裏には浮かぶけどやっていなかった領域を現在の彼らのフィルターで作り上げています。
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nervous light of sunday / 自己放棄 abnegation (7")
¥1,650
東京・大森のハードコアバンドによる2024年、4曲入りEP。バンドメンバーによるレーベルINSTILL RECORDSよりリリース。壮絶という言葉がしっくりくる尖りまくったカオティックニュースクールサウンド。芸術的と言っていい切れ味抜群のリフ、ヘヴィかつリズミカルなビート、不穏さと緊張感を一気に高める不協和音、絶妙のタイミングで入ってくるハーモニクス。様々な要素がぎっちりと2分前後の曲に詰め込まれた様はカオスでありながら、そこから全体としてドラマチックなストーリー性もしっかりと感じることができる楽曲になっています。へばりつくようなグルーヴィさ、メタリックなリフが生み出すミリタントなタフさはMorning againやTurmoilなどの90'sニュースクールハードコアの様式と美学を教えててくれているよう。また、ボーカルの声質的にもYou and IやThe Assistantといったカオティックな激情ハードコアの要素があると思っていて、ある種の繊細さを内包した凶暴さがエモーショナルな部分を引き立てています。膨大なルーツと向き合い、より純度が高まった1枚だと思います。
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PRAISE / COMING UP FOR AIR (7")
¥1,650
SOLD OUT
アメリカのハードコアバンドのRevelation Recordsより2024年にリリースした3曲入りEP。眩しいまでのポジティブなエネルギーに溢れたポストハードコアサウンド。彼らの作品の中でも屈指の名盤と言ってよい前作"All In a Dream“から続く音楽性であり、初期のユースクルーサウンドから比べると7 Secondsなどの80'sのアメリカンハードコアやDischordのバンドサウンドへかなり寄っていっているように思えます。ハードコアのルーツは崩さず今作はそこからソングライティング、サウンドプロダクションとしても柔らかく包み込むような質感に。"Chasing Colors"の後半のメロディにフォーカスしたコーラスワークなんかは何となくTrustyぽいなと思わされたり、あくまでも自然に、円熟しているからこそできる新しいアプローチをやっています。今作はオリジナルドラマーがDaniel Fangから代わっていますがSlow Fire PistolのBlake Hallが叩いているというのも熱い。新たな風が吹き込んできたような気持ちの良いモダン・レボリューションサマーといった内容。
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TONE DEAF / st (7")
¥1,100
大阪のハードコアバンドの2020年リリース、4曲入り7"。軽く、速く、短く、キャッチー。軽快なコーラスワーク、ストップ&ゴー、愛に溢れた80'sアメリカンハードコアマナー全開のサウンド。メロディアスなコード進行とベースラインがつくりあげるエモーショナルさはSalad Days時のMinor ThreatやUniform Choiceといったバンドが脳裏に浮かぶ、へヴィさやマッチョさの対局にあるまっすぐなエネルギーが放出されています。ギターの開放弦やオクターブフレーズといった、端々にあるレボリューションサマーへのリスペクトをあくまでハードコアとして昇華。ストイックなまでの拘りが感じられる現代ではなかなか出会えないピュアなハードコア。 https://losertonedeaf.bandcamp.com/album/s-t-ep-td-004
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Arcadian Starship / No Feelings (7")
¥1,430
関西を拠点に活動するPunk/Power Popバンドの初となる3曲入り7"。リリースはアルバムから続きDEBAUCH MOOD。70's〜80'sPunk/Power Pop直系のキラキラとしたポップネスが眩しく響く極上のサウンド。ModernettesやThe Jam、The Whiffs、そして1曲目"No Feeling"に如実に表れているMega City Fourがどうしても思い浮かんでしまう甘くも切ないメロディライン。The Sleeping Aides And Razorbladesの白浜氏のソロプロジェクトとして始動したArcadian Starshipですが、アルバムのニューウェーブ・ポストパンク的なアプローチから、よりパンクやロックンロールの要素が強くなった印象。バンド編成での活動が詰まった今作は、メンバーそれぞれの音楽的バックグラウンドとプレイが生き生きとした躍動感をもたらしています。脱帽のソングライティングセンス含め、本当に聴いていて心地よく、高揚させられる極上のパワーポップだと思います。 https://debauchmood.bandcamp.com/album/arcadian-starship-no-feelings-7
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Circles / Coruscation (7")
¥1,500
SOLD OUT
フランス・ナントのエモーティヴハードコアバンドが2021年にリリースした2曲入りEP。レボリューションサマーの持っていたエモーショナルな要素をモダンな感性でより深いものにしていくようなサウンド。今作収録の2曲はミドルテンポでギターはメロディアスで印象的なフレーズの数々を奏でています。サッドさとポップネスが絶妙に入り混じる質感はOne Last Wish辺りのバンド、そしてSuperchunkをかなり意識しているんじゃないかなという楽曲です。懐かしさを感じさせつつ懐古一辺倒ではない自身のスタイルをつくりだしています。
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石の犬 / hole,water (7")
¥1,200
SOLD OUT
福岡のオルタナティブバンドが2022年にrufen publishingsよりリリースした2曲入り7"。 エモ・激情から溢れでたエモーショナルな邦ロックの美学。激情とエモ、邦ロックをあくまでエモーショナルな音楽のひとつとして昇華しています。ソングライターによって多少曲調が異なるのですYageなどのユーロ激情を大枠に2000年前半のkillieやenvyあたりの日本のバイオレンスな叙情性をミックス、それをある種邦ロック的に解釈したような音楽性なのかなと思っています。しかし、The Jesus LizardのようなU.Sオルタナの匂いもあり既存の枠には意地でも収まらないという思いとメンバー各自のバックグラウンドである音楽への憧憬と愛を感じます。A面収録"蒼茫"は伸びやかなボーカルと美しいギターアンサブル。Endserenardingの時のMineralやRikaなどの美エモが彷彿とさせられる哀しくも壮大な記憶が刺激されます。また、「名前をつけてやる」の時のスピッツの儚いドリーミーな感じも出てるなと。ゆっくり踏みしめつつクライマックスの轟音からのエンディングまでのメロディが切なく優しいです。 B面の"戦争"は一転ダークな世界観で感情が燃えまくっている激情影響下の曲。センスを感じるメロディアスなギターの職人感と振り絞るボーカルに心を掴まれます。意図してなさそうなんですが1000travels of jawaharlalやYaphet Kottoなどの激情の間から見え隠れするバーニングなメロディックの青い衝動を感じました。 ジャケのシルクスクリーンのデザインと質感含めて是非手にとって確かめて欲しい一枚です
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nui / 本性,Dance Studio (7")
¥1,650
ミミレミミ、I WANT CITY、雨雪、ミワサチコトリオ、tepPohseenなどに参加するメンバーを擁する福岡アンダーグラウンドミュージックから湧き出てきた、福岡を拠点に活動するインストゥルメンタルバンドの初の7“。リリースは福岡のHAIBOKU RECORDSより。妖しくムーディでありながらもチルには決してならない不意打ちのように現れるわずかな不穏さ、パンク・ハードコアを通過したメンバーだからこそ作り出されるオルタナティヴなサウンド。今作はラッパーを客演に迎え、呂布カルマ、PRIMAL from MSCが参加。
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Feverchild / Feverchild EP (7”)
¥2,000
SOLD OUT
ベルギーのエモバンドが2021年にカセットでリリースしていた5曲入りEPを7“でリリース。Sunday Drive Recordsより。1曲目の"stargazing"を聴いた瞬間にここ10年の90's emoの亡霊を一蹴してしまうような目の覚めるサウンドに驚かされます。厚い曇り空を思わせる不穏な曲と重く気怠げなリズム隊、その中できらめく美しい繊細なギター、心臓をわしづかみにされるような悲しみを叫ぶボーカル。これをずっと待っていたと思わせてくれる完璧なバランスではないでしょうか。 メンバーがそれぞれメタリックハードコアバンドに所属しているためか、重厚な彼らのグルーヴはby a threadやShiftなどハードコアの影響が色濃いエモバンドを想起させます。またメンバーも影響を公言しているSunny Day Real Estateの血が脈々と流れているのを感じる内容であり、エモがリアルタイムであった90年代から20年以上経った現在に、リユニオンではないバンドがSDRE直系ともいえるサウンドをつくりだしているのは感動を覚えます。継続的にテープやデジタルで新曲をリリースし続けているのでアルバムなんかもそろそろあるのかなと期待しつつ、インディロック要素やシューゲーザー要素は全くいらないので今のまま突き進んで欲しいと勝手に願っています。
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TCHERNOBYL / FACE AU MUR (7")
¥1,500
フランス・パリのOi!/Punkバンドがリリースした2023年の2nd EP。フランス・ナントのフレンチOi!レーベルUVPR(UNE VIE POUR RIEN)より。クラシックな80'sのOi!/Punkスタイルのサウンドは屈強という言葉がピッタリで汗がスピーカーから飛んでくるように熱い、フレンチパンクの新世代。骨太な楽曲に独特のメランコリックなメロディを奏でるギターが合わさることにより彼ら独自のスタイルを作り上げており、全体として聴いた時のなんとも言えないサッドさが残るのが味わい深いです。タフなだけではないパンクスのBlood,Sweat and Tearがしっかり入っている1枚になっています。
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Fracture / Purgatoire (7")
¥1,500
フランス・パリのスリーピースパンクバンドの2023年の2nd EP。フランス・ナントのフレンチOi!レーベルUVPR(UNE VIE POUR RIEN)よりリリース。キレの良いギターと共に軽快にかっ飛ばしつつ、そのキャッチーさで全てを薙ぎ倒していくような痛快なパンクサウンド。例によらず伝統的なOi!/Punkの影響が大元の音楽性にありそうですがそれを軽々と彼らのスタイルに変換するフレッシュなエネルギーを感じます。R.A.Sのキャッチーでトラディショナルなスタイルと同じパリの現行パンクのRÉCIDIVEにも通じるような爽快感が溢れ出る全3曲。
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DAIEI SPRAY / Can't Truss It (7")
¥1,320
SOLD OUT
東京で長らく活動を続けるエモーショナルハードコアバンドが前作のアルバムをリリースしてから3年ぶりにリリースしたNew EP。リリースは前アルバムのリリースと同じ東京のDEBAUCH MOODから。タイトに沸々と燃えるようなエネルギーが凝縮されたエモーショナルなハードコア。より強靭でしなやかなパワフルさを手に入れたリズム隊とブライアンベイカーからボブ・モールドまでフラッシュバックする彩りある匠のギター、日本詩・英詞を独特に織り交ぜつつ熱く歌うボーカル。レボリューションサマー、ディスコードのバンド達がやっていたハードコアをエモーショナルな方向へと進化させるということに対する現代・彼らからの答えを表現しているように思えます。同時にPRAISEやREMISSION、SEGWEIなんかの10年代前後のリヴァイバルの流れもいまだにどこか感じるサウンドで全く古くならない音楽性だなと改めて思わされました。コーラスのクレジットにSEGWEIの方の名前もありぶち上がります。熱量は落とさずに円熟味もグッと増した到達点であり新境地と言える全4曲を収録です。
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DEATHRO / ときめき (7")
¥1,100
神奈川・県央ナンバーワンロックボーカリストDEATHROのNew Singleにして初の7"がROYAL SHADOWよりリリース。BOØWYや氷室京介をルーツとするようなジャパニーズスタイルのビートロックサウンドであり、タイトなリズムと歪みを抑えたギター、ノスタルジーを感じさせるキーボードが作り出す無駄な装飾なしのアンサンブルはどこか70'sパンクの雰囲気も漂います。ロマンチック&ナルシスティックなスタイルと、とびきりキャッチーなメロディで歌われるDEATHROの歌詞はシステムと支配への怒り、アンチシオニズム、そしてこれまで一貫して込められている愛するということについての言葉はどこまでもまっすぐ響きます。オールドスクールなアイドルの音源を思わせるジャケ写もDEATHROの美学と魅力が前面に出ていて7インチシングルという媒体として完璧。どうしようもなく漂う現在の閉塞感を打ち破ってくれるようなパワーをくれる作品。
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litovsk & hinin / Split (7")
¥1,500
SOLD OUT
フランスのチュールのhininとブレストのlitovskがカヴァー含む2曲ずつを収録したスプリット。Dans le Vide、Donnez Moi Du Feuをはじめ7レーベルによる共同リリース。 litovskはポストパンクをかませた上でのモダンパンク。Oi!/Punkがバックグラウンドの渋く熱いパンクサウンド、そしてその先を聴かせてくれている内容。2ndアルバムで顕著になってきたJoy DivisionやThe Smithsといった音楽への歩み寄りはBlitzのSecond Empire Justiceをより堀り進めた音楽性と考えると必然だったように思えます。色彩豊かなキラキラとした、だけどメランコリックな雰囲気も端々に漂う楽曲と燻銀のボーカルの化学反応はバンドの次のステージへの進化を物語っています。80'sのフレンチパンクバンドBérurier Noirの"Baston"のカヴァーを収録。無骨な原曲を彼らの色たっぷりのエモーショナルな楽曲へと仕上げています。 hininもまたピュアなパンクが根底にありつつCureやJoy Divisionといったメランコリックなポストパンクを取り入れ昇華させたサウンド。疾走感たっぷりの楽曲でOi!/Punkルーツを感じさせるボーカルが作りだす質感はハイプなインディのバンドのそれとは一線を画します。カヴァー曲はThe Undertonesの"Reve adolescent(Teenage Kicks)"。フランス語で力強く、そして原曲に比べて遅いスピードでカヴァーされており、この曲の元々持つメロディの良さがより浮き彫りになったものとなっています。
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Chestnut Road & Navel / Split (7")
¥1,300
SOLD OUT
フランス・トゥールーズのChestnut Roadと名古屋のNavelによるメロディックスプリット。リリースはイギリスのBrassneck Recordsから。Chestnut Roadはミドルテンポのなんとも言えない哀愁が漂う、JAWBOXなどを彷彿とさせる粘り気のある エモーショナルなギターが印象的な"Black Corridor"とサッドなメロディに胸を抉られるHooton 3 CarなどのUKメロディックのフレーバー溢れる"Prison"を収録。Navelは冒頭のギターのマイナーコードだけでその後のサッドでドラマチックな曲展開を明確に想像させる“Dying”。ミドルテンポに美しさすら感じるギターワークが光る"End of The Line"。UKメロディックよりもUKメロディックなソングライティングに痺れあがります。
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CHESTNUT ROAD & NEW ALASKA / Split (7")
¥1,200
SOLD OUT
フランスのメロディックバンドCHESTNUT ROADとイギリスのポストハードコアバンドNEW ALASKAが2013年にBrassneck RecordstとSpeedowax Records からリリースしたスプリットEP。サッドな泣きのグッドメロディとギターワーク。バンド名の期待を全く裏切らないbroccoli直系と言えるUKメロディックサウンドのCHESTNUT ROAD。対するNEW ALASKAは緊張感あるリフと疾走感を併せ持つRevolution Summer影響下のポストハードコアサウンド。捻くれた展開からガンガンにギターをかき鳴らしていく爆発力に痺れます。
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No Action & Amid The Old Wounds / split (7")
¥1,200
オーストラリアのメロディック/オルタナティブバンドNo ActionとドイツのアコースティックフォークAmid The Old Woundsによるスプリット7"。Rufen Publishings、Strictly No Capital Letters、Time as a Colorなど8レーベルによる共同リリース。 No Actionは肩の力が抜けた演奏と決してドラマチック過ぎない、ふと日常に感じるようなメランコリックな哀愁が静かに沁み入るメロディが散りばめられている2曲を収録。ローファイと言ってしまうとチープですが、ソングライティングとサウンドプロダクション両方に隙間を持ったバンドです。そこから漏れ出てくるのは飾らない珠玉のメロディ。かつての80'sから90'sへの過渡期に存在していたボヤけた豊かさがそこにはあり、彼らはリヴァイバルという意識ではなくあくまで自然にそれを体現してくれているように思えます。Dinosaur Jr.、Jawbreaker、Pavementといったメロディック、エモ、オルタナティブロックというジャンルの垣根こそあれ、根底に共通して存在する感覚を持ち続けているサウンドだと思います。 元Wishes on a Plane、現Duct HeartsのボーカリストDanielのソロプロジェクトAmid The Old Wounds。これまで2枚の7"やYou Could Be a Copとのスプリット12"でも聴かせてくれた哀しくも優しい哀愁が響く、フォーキーなアコースティックサウンド。すぐそばで鳴っているかのような生々しいギターの一音一音が刺さり、全てを包み込んでくれる透明感と力強さがあるDanielのボーカルと混じり合うことで優しく溶けていくようです。エモを超えた先にある普遍的で儚い美しさに溢れた2曲。 https://theresnoaction.bandcamp.com/album/split-with-amid-the-old-wounds
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Ewoks / ep2 (7")
¥1,980
東京のインディーロックバンドが2023年にLIKE A FOOL RECORDSよりリリースした2nd EP。 木漏れ日のような爽やかさが伸びやかに広がっていく、多幸感あふれるインディーロック。肩の力をときほぐしてくれるような優しげなボーカルとどこか大味でありつつも完全に腑に落ちる楽曲のソングライティングは日本人離れした説得力があります。 個人的に爽快感と同時に到来する一抹の切ないメロディはPinegroveを初めて聴いた時にも感じたインディーロックの奥底でぼんやりとあるエモやメロディックの遺伝子があるのかなと。ラフな質感とどこかカントリーやフォークなどを感じさせる牧歌的なリズムはU.Sインディーミュージックのリアルな息吹を感じると共にModern Baseballあたりの10年代のインディーエモをも思い出させてくれます。 このジャケの通りの瑞々しく暖かな魅力が詰まった作品となっています。
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control & shipyards / split (7")
¥1,500
2022年末に東京のimakinn recordsがリリースする、エモーショナルハードコアバンドcontrolとベストサッドメロディックshipyardsによるsplit 7"。 controlは過去から現在へハードコアの瑞々しい輝きを繋ぐエモーショナルハードコア。疾走しながらも暴力性とは真逆で、シンプルかつ王道的展開からはアイデアとインテリジェンスが垣間見えるポジティブなエネルギーに満ちたハードコア。80's後半から90's前半のレボリューションサマー、というかEmbrace、Rites Of Spring、One Last Wish直系といえるピュアなエネルギー溢れる音楽性は当時からそのまま時代を超えてきたかのように眩しいです。細かい部分だとギターのコードやフレーズの組み立てが秀逸でレボリューションサマーインフルエンスのサウンドを志向しているバンドはDag Nastyに寄ったフレーズになりがちですがそれをしない・感じさせない渋さとスタイリッシュさが個人的に特にグッときた部分です。 shipyardsは2015年のSplit 12"以来の音源とのことですがキャッチーでサッドで熱くさせてくれて、びっくりする位ずっと良い。イントロや歌い出しのワンフレーズで彼らの音楽に引き戻されます。日本・海外の括りなんか超越した、ただひたすらに良い極上のメロディはずっと続いています。shipyardsはどのバンドっぽいというのをあまり感じない、強いて言えばスナッフィースマイル以降のジャパニーズメロディックサウンドを独自のスタイルで突き詰めたバンドという風にとらえていたのですが、今作を聴いてMiles Apartぽさがかなりあるなと思いました。ギターの絡みだったりサッドな雰囲気は 90'sのUKメロディックやヨーロッパのメロディックバンドの影響が作曲の根幹にあるんだなと。ボーカル、楽器、トータルでのメロディという表現が限界を超えた2曲を収録です。 今作のアートワークを手がけたのは、両バンドとも親交があり、名古屋のハードコアパンクバンド”MILK”のギタリスト/漫画家としても活動するINA。両バンドをイメージして描かれたアートワークは曲中にあるうまく言語化出来ない部分を捉えたような、懐かしさや暖かさ、悲しさが描かれているように思います。是非細部までチェックしてみてください。
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overo & asthenia / split (7")
¥850
SOLD OUT
東京と米ヒューストンのemoバンド、2020年リリースのスプリット7インチ。 両バンド共に現在世界中でほぼ絶滅危惧種となっているピュアな90's emo/screamoスタイルのバンド。サウンドの違いはありますが、それぞれが本来emoやscreamoが持っていたサッドさやハードコア通過後のパワフルなエモーショナルさが体現されていています。現在のメインストリームから離れた地下から再びエモに火をつける内容。
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