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sik & mogro / Split (Flexi + ZINE)
¥2,200
2023年にBurn Myself Recordsよりリリースされたsikとmogro、タイプの違う静岡のスプリット。両バンド2曲ずつ収録のソノシート+ZINEという形態です。 sikは過去2作同様に地下で這い回るようなヘヴィさは健在ですが、今作はメロディが顕になってきたように思えますし、楽曲の組み立て方も歌を意識した作りになっていると思います。ストーナー色がこれまで強かったのですがかなりグランジ寄りになってきた印象でどこかスケールの大きさも垣間見えました。ハイプじゃないリアルな質感。 mogroは複雑かつ美麗な各楽器のフレーズが飛び交うインスドゥルメンタルサウンド。Topshelf系のポストロック影響下のエモを感じさせるフレーズは繊細かつ幻想的。キメや曲展開とかなり練られていることが伝わる楽曲であり、ギターにフュージョンを感じたりエモやマスロック以外のバックグラウンドの幅があるのも聴いていて飽きないです。 Burn Myself Magazine vol.2 ・Further Platonic 芹澤interviewレーベルの始まりと静岡のシーン ・Nobody Celebrates My Birthday札幌のシーンについて ・ミウラレオ機材紹介(Nobody Celebrates My Birthday) ・海外バンドの招致/リリースについてyOshi(killie,This Time We Will Not Promise And Forgive,envy,oto Records) ・地方vs東京について水谷暁人(3LA) ・LIVE TIME DRIVE 2005年6月12日(日) KLUB COUNTER ACTION 10周年記念ZEPP SAPPORO SPECIA‘L05 vol.1 by 颯爽 ・勝手にLive Report Keep and walk fest
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sik / #2 Burning (Flexi + ZINE)
¥2,000
静岡のヘヴィロックバンドがメンバーの立ち上げたBurn Myself Recordsより2022年にリリースした2nd EP。3曲入りソノシート+ZINEという形態です。前作に続く地を這うようなヘヴィロック。ストーナーを感じさせるダイナミックなリフから作り出されるヘヴィネスは健在ですが、楽曲全体として聴くと決して難解ではなくキャッチーな作りなんだと気付かされます。ストーナーやプログレからの激情やエモを経由してのロックへの接近、というような解釈を自分はしているのですが既存のどのバンドとも違う異質さを醸し出しています。リフの合間から漂う退廃的なエモーショナル具合はより強くなっており、Sunday Bloody Sundayなどが脳裏に思い浮かびました。ZINEはBurn Myself Recordsによる対談・インタビュー・ライブレポートなどを中心とした内容を収録。 https://burnmyselfrecords.bandcamp.com/album/2-burning?from=embed
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sik / #1 Revolting (Flexi + CD)
¥1,800
静岡のヘヴィロックバンドが2022年にリリースした初作品。1曲入りソノシート+3曲入りCDという形態です。リリースはメンバーが立ち上げたBurn Myself Recordsより。メランコリックなダークさ渦巻くサウンド。ヘヴィなリフと気だるげなストーナーをかなり意識させられる楽曲ですが、どこかエモにも通じるような淡さが漂います。Alice in Chainsあたりのヘヴィロック・グランジ群が脳裏によぎりますが、そことは明らかに違うある種のエモーショナルさがあって、メタルやプログレからのロックへ進む過程で激情ハードコアやエモを挟むことによってでしか手に入れられないものなのかなとも思います。 https://burnmyselfrecords.bandcamp.com/track/throw?from=embed
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