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FLUID / คว่ำRonri & 19 Parallels (CD)
¥1,000
京都のオルタナティブ/ジャンクバンドの2025年リリース2曲入りCD。自主レーベルZrkus Recordsよりリリース。ミックス&マスタリングには、カッティングエンジニアであり、DJ/Producerとしても活躍するToreiことRei Taguchi氏。メンバーチェンジを経て現編成初の音源となる今作。1曲目の"คว่ำRonri"は気怠げなグルーヴが淡々繰り返されつつ、合間に目が覚める切り裂くようなギター、終始温度は徹底的に低い質感。ミニマムに展開していくリフは個人的にLed Zeppelinのようなハードロックイズムを感じつつ、それをオルタナティブな昇華の仕方をしていて聴く度に新鮮さを感じられるサウンドになっています。"19 Parallels"は冷たさを感じるリズムは違うんだけどポストパンクに近いものを感じられ、そこにジャンク要素の強いギターと目がまわるようなフックのあるコーラスワーク。形容が難しくも頭にこびりつくような妖しさ光る1曲です。 手刷り紙ジャケット仕様 / ダウンロードコード付き※増刷分の為白ジャケです https://fluid7.bandcamp.com/album/ronri-19-parallels
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apöpa,Ayato,CLASSROOM,デュビア80000cc / HOWL COMPILATION 1 (CD)
¥1,650
熊本のグッドブックストアmychairbooksがリリースする4way splitアルバム。apöpa、Ayato、CLASSROOM、デュビア80000ccの新録曲を2曲ずつ収録しています。郡山、山口、宮崎、熊本と活動している街もジャンルも違う4組ですが、根底には同じ実験的でボーダーレスなエネルギーが渦巻いているのを感じるメンツとなっていると思います。 作品のタイトルはアレン・ギンズバーグの詩集『HOWL』から。 1950年前後のアメリカでギンズバーグ、ケルアックなどが中心的な存在となって台頭したビート・ジェネレーションは、非人間的なシステムに満ち溢れた競争社会に抵抗するカウンター・カルチャーでした。 リリースに合わせて各収録バンド/アーティストのインタビューも公開されていきますので、そちらも合わせてお楽しみください。 HOWL インタビュー↓ https://howl2024.com/ HOWL COMPILATION 1 試聴↓ https://soundcloud.com/howl-77107611/albums
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Futurina & Elliott Green / Post Marked Stamps #5 (CD)
¥1,100
SOLD OUT
再始動したSoul Ameria RecordsよりリリースされるスプリットシリーズPost Marked Stampsの早くも第5弾。今回は熊本とシアトルの邂逅。 熊本を拠点に活動するエモ・ポストロックバンドfuturinaの初作品。ゆっくりと、しかし力強く形作られるサウンドは涼しげでありつつドラマチック。繊細なアンサンブルは優しくほのかに悲しい。Rainer MariaやPohgohなどの90'sエモ・インディロックを彷彿とさせるサウンドで、勿論ミッドウェストマナーもしっかりと押さえています。昔のpolyvinylのバンドへの親近感を覚えるようなエモとインディロックの絶妙な塩梅。ガチガチの懐古的なサウンドという訳でもなく現行のエモを出発点にクラシックなエモへのアプローチを模索している印象です。一時期のhomecomingsをもどこか思い起こさせられるのも心にくい3曲を収録。 シアトルを拠点に活動するシンガーソングライターElliott Greenは、メランコリックなメロディを感情たっぷりに歌うアコースティックサウンド。静かに生み出される一音一音が聴く人各々の傷にそっと寄り添ってくれるような感覚。悲しみ、苦悩、喪失感、音と共に放たれる彼女自信のパーソナルなストーリーは脆さと強さを合わせ持つ故にいっそう美しく聴こえます。Julien Bakerにも通じるサウンドですが個人的に1番近いものを感じたのはPinegrove。アーティスティックなセンス抜群の2曲。
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