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House Of The Blood Choir / Mom's Anxiety (CD)
¥2,750
大阪のスクリーモバンドの2025年リリースの1stアルバム。終始張り詰める緊張感、怒りと悲しみをまとったエネルギーがカオティックに一気に発散されているようなサウンド。自分も初めて聴いた瞬間はanomieやjasmineといったフレンチ激情的なものを感じていましたが、聴いていくとメタル、ハードコア、エモ、パンク、ポストロック、シューゲイザーといった音楽のエクストリームな部分を濃く抽出しつつ、そこに叙情性や実験的な表現が幾重にも重ねたような独自の音楽の捉え方で、既存のスクリーモに近くもあり、遠くもある別の新しいものなんではないかなという印象になりました。印象的なリフやメロディ、ダイナミックな展開とアレンジはアルバムを通して聴いていて面白く、かなり大きい括りでのロックといわれるようなアルバムに通じる魅力が詰まっているんじゃないでしょうか。ジャンルに自分は囚われがちですが、そんなのをシームレスに超えて作られた現行の音楽だと思います。
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readers Readers zine issue #1/CD付き
¥880
90年代、アメリカのディストリビューターから届いた一冊のZINEに心を撃ち抜かれた記憶は、いまも色褪せない。 ”readers ReaDers” は、ハードコア、エモ、DIYパンクへの個人的な愛情を出発点に生まれ たZINEです。名前も知らなかったバンドのインタビュー、無骨なレイアウト、手触りのある紙。ページをめくるたびに「音楽が遠くの街で鳴っている」感覚を思い出させてくれた、ZINEたちへのオマージュとして創刊。 issue #1 は全24ページのパイロット版。ZINEはNYのThe Van Peltのインタビュー、新潟Oterano Purojectのクサマトモヤ、北海道/室蘭のスクリーモバンド”吶喊”のハタテケイシによるコラム。2024年に行われたスペインのShonen Batのジャパンツアー後記録。90s~の個人的名盤40選のレビュー。Ryan Lewisの日本滞在の記録を残したイラスト。 国内外で活動するバンド/アーティストを集めたコンピレーションCD付き。The Van Peltはドラマーのニールとクリス、そしてクリスの愛娘さんのかわいらしい声が収録されたラフ音源が収録されている。札幌のPlop!のボーカリストAmi Satoのソロ、You Said SomethingのSawayan、東京のシンガーソングライターComic Up、Takujirosadae、スペインのShonen Bat、そのメンバーのJorgeのアコースティックプロジェクトAnime Rooms、そしてドイツのTime As A ColorのオーナーによるAmid The Old Wounds.8バンド13曲を収録 収録曲 1. The Van Pelt ”Lawrence,Kansas” 2. Ami Sato ”ワンダー” 3. Ami Sato ”モラル” 4. Sawayan “Sorry Get Out” 5. Comic Up “日々” 6. Anime Rooms “Adrian,Dani” 7. Anime Rooms “ Oh To Be A Dead Bee Floating Gracefully In A Sit 5ft Deep Swimming Pool Riding The Waves As Children Play Marco Polo Around Me” 8. Shonen Bat “Faint” 9. Shonen Bat “Bridges” 10. Takujirousadae “チャパティ” 11. Takujirousadae “月影” 12. Amid The Old Wounds “More Than A Fortnight(demo” 13. Amid The Old Wounds “There Is Not,And Now We Know(demo)
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futurina / Uncertain future (LP)
¥4,300
※Lavender Clearカラー 熊本のエモ、インディロックバンドの2025年1stアルバム。リリースはテキサスのRite Field Records。新曲に加え、これまでリリースしてきたEPやコンピ、スプリットの曲を再録し収録しています。レコーディング・ミックスはこれまで同様NAVARO、4JC RECORDSのJun Kawamoto。ボーカルが変わり、再録したことにより、曲としてもサウンドプロダクションとしても各音がよりくっきりと立体的になっています。 トウィンクルにいき過ぎず、サッドになりすぎない。心地良くもほんの少し悲しいエモ。メロディアスにうねるベースと繊細かつバーストできるドラム、伸びやかでどこか牧歌的なボーカルのメロディのアンサンブルに狙いすましたキレキレのアルペジオが撃ち抜いてくる瞬間は素晴らしいの一言です。全体としてはRainer Maria、Ktityhawkあたりのサウンドが思い浮かびつつ、軽快なリズムの中でギターとベースが踊るような"Distinction"や"Keeps coming back"のメロディはPeleにも通じる心地よさを感じるなと思いました。また、Homecomingsなどの日本のインディロックにも近い部分があり、 エモを志向しているというより、やりたいことの結果が現在はエモに寄っているんだなという印象です。オルタナティブロックの要素もあり、これかいろいろと変化もありそうな含みがあるサウンドでもある中で、その変化の合間の素晴らしい瞬間が切りとられた内容になっていると思います。
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DEATHRO / たどりついたら県央愛川 (8cm CD)
¥1,100
神奈川県愛甲郡愛川町を拠点に活動するロックボーカリスト・シンガーソングライターの活動10周年記念リリースシングルの第1弾。 2016年のデビューからピュアすぎるまでの熱く真っすぐなライブと音楽愛。そんなこれまで進んできたDEATHROの道のりが詰め込まれた短冊8cmシングルCD。ロックへの深い愛情と憧憬、県央愛川というルーツからは一切ぶれず、作り続けられるビートとメロディはいつもめちゃくちゃカッコいい。ここからまた続いていく予感と思いに溢れた2曲だと思います。 https://deathro0462.bandcamp.com/album/c-w-never-surrender
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my point of you / This is my first heist (12")
¥2,900
SOLD OUT
テキサスのエモ・インディバンドがRite Field Recordsより2025年にリリースした4曲入りEP。エモやインディロックのきらめきとスクリーモの不穏さ緊張感が交差したサウンド。自らのサウンドを「tweemo」と自称しているように、ミッドウェストエモの眩しさをモダンに昇華したようなリフはトゥインクルな鋭さとどこか不安定さを感じさせるような絶妙なバランス。FridaとGannonの二人がボーカルが歌うメロディは牧歌性と内省的なメランコリックが混じりあっていて、Everyone Asked About You、Lemuriaなんかのあの系譜です。同じ現行のFebrary、First Day Backなんかとリンクする部分もあり、よりエモの芯に踏み入ってきたUSのバンドが増えてきたなと嬉しくなります。
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The Walls You've Built / Discography (LP)
¥4,400
SOLD OUT
2003年から2006年までヒューストンを拠点に活動していたハードコア・スクリーモバンドの全音源をRite Field Recordsがリマスターの上で2025年にリリース。地下室で鳴らされていた音が時を経てなお傍で鳴っているかのような激しく、生々しく、感情的な音像。枯れとカオティック、エモーティヴハードコアな黄金コードもあり。なによりマッチョの対局な全力のスクリームでエモーショナルMaxになるのが最高。個人的には侘び寂びの"song 4"で涙。原理主義者も頷くトゥルーサイドじゃないでしょうか。リマスターしてもオーバーグラウンドにはまずない音の質感も堪らない。City of Catapillar、saetia、You and Iあたりが好きなら感じるものがなにかあるはず。 メンバーのBrentはBurned Out Bright、JohnはFire Team Charlieでも活動していたようです。 ヒューストンのレーベルがこの遺産を掘り起こしてリリースというのも意義深い素晴らしいリリースなのではないでしょうか。
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Some Fear / Some Fear (LP)
¥3,700
オクラホマシティのインディロックバンドが2025年にRite Field Recordsからリリースした1stアルバム。気怠げで儚げなメロディがローテンションでゆっくりと形作られ、ノイズと轟音が暖かく包み込む、スロウコアとシューゲイザー的アプローチが印象的なサウンド。優しくもどこか悲しげで内省的。派手さはないけど、ふとした瞬間瞬間の感情じんわり染み込んでくるような、Dusterほど枯れてはなく、Horse Jumper of Loveのあたりのインディロックの持つ親しみ深さがあるような塩梅。ほのかに悲しくも心地よい素敵な作品になっていると思います。
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futurina / Uncertain future (CD)
¥2,500
SOLD OUT
※1月下旬LP到着予定 熊本のエモ、インディロックバンドの2025年1stアルバム。リリースはテキサスのRite Field Records。新曲に加え、これまでリリースしてきたEPやコンピ、スプリットの曲を再録し収録しています。レコーディング・ミックスはこれまで同様NAVARO、4JC RECORDSのJun Kawamoto。ボーカルが変わり、再録したことにより、曲としてもサウンドプロダクションとしても各音がよりくっきりと立体的になっています。特典の缶バッジが付属します。 トウィンクルにいき過ぎず、サッドになりすぎない。心地良くもほんの少し悲しいエモ。メロディアスにうねるベースと繊細かつバーストできるドラム、伸びやかでどこか牧歌的なボーカルのメロディのアンサンブルに狙いすましたキレキレのアルペジオが撃ち抜いてくる瞬間は素晴らしいの一言です。全体としてはRainer Maria、Ktityhawkあたりのサウンドが思い浮かびつつ、軽快なリズムの中でギターとベースが踊るような"Distinction"や"Keeps coming back"のメロディはPeleにも通じる心地よさを感じるなと思いました。また、Homecomingsなどの日本のインディロックにも近い部分があり、 エモを志向しているというより、やりたいことの結果が現在はエモに寄っているんだなという印象です。オルタナティブロックの要素もあり、これかいろいろと変化もありそうな含みがあるサウンドでもある中で、その変化の合間の素晴らしい瞬間が切りとられた内容になっていると思います。
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serotonin mist / 現実の鏡 (CD)
¥2,500
東京のエモ・ハードコアバンドの2025年1stアルバム。昨年2枚のデモEPをリリース後に今年9月にBandcampにてアルバムをリリース。そして満を辞してのフィジカルでのリリースとなりました。CD版はタイトル曲「現実の鏡」のボーカルありヴァージョンを収録(デジタルや配信はインスト)。 CD限定で4曲ボーナストラック収録 (You Sufferスタイルの秒で終わる曲が1曲、デモの再録2曲、「高田馬場高架下」のボーカルありversionが1曲) 。 late90's〜mid00'sのスクリーモ、エモ、ニュースクールハードコアの要素をミックスした音楽性であり、pg.99、joshua fit for battle、orchid、unbroken、green rageなどのサウンドに通底するものがあると思います。 全曲ほぼ2分以内、1分以内の曲も多く、カオティックとヘヴィネス、ふとした瞬間にぶち込まれるエモーショナルが凝縮されていて、現行のジャンクなエモヴァイオレンスともまた違うハードコアとしての強靭さとドラマチック性を感じます。ハードコア要素のある音楽ではなくちゃんとハードコア。 個人的に"自由への鍵"のエモーショナルパートからのブレイクダウンは、現行の音楽で久々に聴いているだけで暴力衝動が芽生えてきてめちゃくちゃ燃えました。アルバム後半の"東松原"ではメランコリックで内省的なメロディにやられつつ、astheniaだったらもう2展開位ありそうなところをあっさり締める贅沢な余韻。骨太のポストハードコアライクなグルーヴィなベースラインとテクニカルかつタイト、細かな異質感のあるドラムが光る"118"もこのバンドならではのスタイルな曲な気がします。また、リリックに関しては、1stデモの"お惣菜"で衝撃を受けていたのですが、このアルバムの曲に関しても、個人の生活と地続きにある暴力的な理不尽とそこに対する怒りを現実性を伴って強く感じるものとなっています。噛みしめて何度も聴いて欲しいです。 https://serotoninmist.bandcamp.com/album/mirror-of-reality
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bows : by the end of summer : THE SLEEPING AIDES & RAZORBLADES : shipyards / 4way split (7")
¥1,650
徳島、京都、北海道、東京と日本各地のバンドがimakin recordsに結集しリリースされた4way split。bows、by the end of summer,、shipyardsは完全新録、THE SLEEPING AIDES & RAZORBLADESは未発表音源を収録。 徳島のbowsはこれまでのI excuseよろしくな血管沸騰系のメロディックから、爽やかさすら漂う切ないメロディックサウンドへ変化。近年のライブ映像を見た段階でヤバそうだと思っていましたが、がなるボーカルから優しく自然体になったボーカルとギターが2本になったことによるメロディの絡みは美しく極上。turncoat的なバランスで熱量はしっかりキープしてるの素晴らしいです。 by the end of summerは、淡く燃えるエモとメロディックのいいとこどりのサウンド。Aメロ1発目から鷲掴みの切ないメロディは、八王子、西東京系のバンドを彷彿とさせる印象で、アルバムの頃のトゥインクルなリヴァイバルサウンドから進んで円熟したものになっています。 THE SLEEPING AIDES & RAZORBLADESは、現Arcadian Starshipにも引き継がれている弾けるようなポップなメロディ全開の眩しいパワーポップ。80'sのパワーポップやパンクにある1発で口ずさめてしまうキラーさがあるのがさすがのセンスです。ModernettesからMega City Four好きな人も是非。 shipyardsは貫禄の全ガロングshipyards節。いぶし銀なタイトなベースと弾ける躍動感のドラム、ギリギリで歌ってくる最高のメロディのボーカルとさり気ない距離感でボーカル超え位の泣きのギターのバランスはsnuffy smile影響下のメロディックの一つの完成系ですね。ずっと聴きたいです。 メロディック、エモ、パワーポップとスタイルは違えどimakin recordsがつくった、愛溢れる現在のAS TIME GOES BYになっていると思います。
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Spleen / Ⅱ (casette tape)
¥1,760
PufferやBeton Arme、FAZEのメンバーも所属するパンク・ポストパンクバンドの2nd EP。 2025年1月にRoachleg recordsよりリリースされた内容の日本限定盤をROAR DOWN THE ROAD RECORDSより50本限定リリース。特典として今作収録曲"Albatros"をイメージした KTYL氏製作のオリジナルポスターが付いています。切れ味鋭いロッキンなギターとタイトなリズム、それに乗る熱いボーカルは、インディ系の系譜ではないパンク系譜のポストパンクであり、ガレージの影響も感じさせる泥くささが香るサウンド。ダークでひんやりしたlitovskあたりの現行フレンチパンク質感も感じさせつつ、ロックンロールのダイナミックな感じがあるのはNO TIMEにも近い質感です。"9 Rien ne t'empêchera"のようなBLITZ系のキャッチーなニューウェーブソングがあるのもめちゃくちゃアガる、素晴らしい内容になっていると思います。 ※特典のポスターの色はランダムとなります。 https://nofusstapes.bandcamp.com/album/spleen-ii
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Texas 3000 / Weird Dreams (cassette)
¥1,650
東京のオルタナティブバンドが2025年4月にデジタルリリースしていた5曲入りepをカセットにてSKIN SLICING HORSEがリリース。大陸の力強さを感じるような太くダイナミズム全開のリズムセクション、轟音の中で寂寥感が沁みるギター、伸びやかで乾いたボーカルのアンサンブルは繊細であり大味。polvo、built to spill、実験的な質感はjoann of arkまでが思い浮かぶような、自由でアーティスティック。どこに向かってるか分からない変則的な不穏さもグッドミュージックとして成立させているオルタナティブなサウンドです。
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my eyes / day by day (7")
¥1,650
SOLD OUT
90年代に北海道で活動していたエモーティヴハードコアバンドDignity For Allが名前をmy eyesへと名前を変えリリースした2025年の1st EP。リリースはSoul Ameria Recordsより。Dignity For Allのあの時代感のあるエモーティヴなハードコアのノリは残しつつ、熱くも枯れたサウンドであり、叫びの中にある確かな歌心と、すっと刺さるメロディが前に出た楽曲へと変化しているように感じます。エモの方向にいったSarin、Falling Forwardみたいな感じなのか。"Day by Day"のコード感とベースラインのアンサンブル痺れました。ハードコアを経ての変化であり、想像の中にあったエモーティヴの先を聴ける内容になっているのかなと思います。rufen publishingsによるインタビュー付き
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Crows Caw Loudly / st (7"×2)
¥2,200
愛知のハードコアバンドが2025年にリリースの2枚組7”での2nd EP。レーベルはLongSlopeRecordsよりリリース。単独作としては1st.EP以来、約7年ぶりとなった今作は、激情ハードコア前夜のような不穏で激しく生々しいダークなエネルギーに満ちたサウンド。重たさではない、緊張感と感情のまま走り抜ける振り切れたカオティックな要素と端々からほんの少し漏れるようなエモーショナルは、個人的にはHeroinやassfactor 4などの90's前半~半ばあたりにいたバンドと通じるものを感じました。全曲1分〜1分30秒位のショートチューンで2枚の7"に12曲、余すことなく狂った熱量が込められた内容になってます。
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PATROLTIME / cut up (7")
¥1,430
東京のハードコアバンドによる2025年EP。バンドが先行してセルフリリースしていたCDの内容をDEBAUCH MOODが7"でリリース。3ピースかつドラムボーカルでのハードコアというプリミティブな変態スタイルで、SIEGEやLOS CRUDOSを想起するような速く荒く突っ走る部分とSPAZZのようなファストなパワーバイオレンスのジャンク感やスラッシュの影響を感じさせる部分までが凄まじい勢いでカオスにまざりあったサウンド。45回転の7"フォーマットで12曲収録というショート&ラウドでパッション全開な魅力が詰まった音源となっています。 https://patroltime.bandcamp.com/album/cut-up
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デュビア80000cc / スクランブル (CD)
¥2,000
熊本のオルタナティブロックバンドの2025年2ndアルバム。リリースは4JC RECORDS。先着で1st Albumの楽曲を熊本ローカルクラブ界隈がリミックスしたアルバム"Apka nam kya hai? Remixies" CD付きです。不穏で鋭角なリフが複雑かつ中毒的に絡み合うストレンジなサウンドであり、後乗りなベースの生み出すグルーヴは空間を曲げるような妖しさたっぷり。淡々と気だるげに吐き出されるボーカルのフレーズすらリフとして機能しているように感じられ、積み上げた先に到達する陶酔感はハウスとかにも通じるカタルシスがあるんじゃないでしょうか。ライブを見た時に感じたSST的な音楽性というよりは、音源で聴くと日本・アジア的なストレンジなポストパンクにファンク・ダブをかき混ぜたような印象であり、突き放すようでしっかりと揺らせてくる美味しい魅力が詰まった作品になっていると思います。 https://4jcrecords.bandcamp.com/album/-
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unmold / unmold1 (cassette)
¥1,000
kultti kasettiリリースのlow emo https://unmold.bandcamp.com/album/unmold-1
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The Pine / st (LP)
¥4,700
カリフォルニア州ベーカーズフィールドのエモバンドの2002年にリリースされていた1stアルバムをGoing Under Ground Recordsが2025年にリマスターリイシュー。ザラついた生々しい質感とRoger Kingの独特のボーカルから生み出されるメランコリックなメロディ。シンプルな楽曲なんですが、ギターとベースの奥行きのあるコード感と疾走するリズムが組み合わさることで、一気に感情を揺さぶるものになっています。The Hatedや初期Husker Duに近い、コードとフレーズ、メロディでどうエモーショナルに聴かせるかというアイデアが詰まっているサウンドです。2000年代というエモの一部がオーバーグラウンド化し、変化した時代に、華美さを排した音質とスタイルで逆行していったという意味でも意味深い作品。
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Christie Front Drive / st (LP)
¥3,800
SOLD OUT
コロラドのエモバンドの1994年に当時Freewillからリリースされた6曲入りEPを2022年にDark Operativeが再びリイシュー。繊細で無骨、乾いた音が一瞬で広大なアメリカ中西部の夕暮れにつれていってくれる、現代に再現不可能なエモのオーパーツ。 言葉少なげなボーカルとひたすらにドラマチックな楽曲が共にゆっくりと進んでいき、悲しげなアルペジオから熱をおびてバーストしていく。歌わないパートこそがエモーショナルで心を揺さぶる、エモとしての核を担っているように思えます。MineralやJimmy Eat Worldなどと共に並べて語られることも多いですが同時代の90'sのエモバンドと比較してもあまりこのバランスはいないんじゃないでしょうか。強いて言えばBoys Lifeをポストハードコアやギターロックとしてやっているようなサウンド。繰り返しされるどこか不穏で悲しいリフレイン、特に"Pipe"のアウトロは強烈な寂寥感を感じさせられます。そして今作の中では疾走感のある"Dirt"で締め括られる様は映画のエンドロールのよう。今作の6曲が完璧なバランスで収まっている物語であり、誰しも持つ欠落や喪失に美しく語りかけてくるようなエモのマスターピース。
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Christie Front Drive / ST (LP)
¥4,000
SOLD OUT
コロラド州デンバーのエモバンドが1996年にCaulfield Recordsからリリースしていた1stアルバムをDark Operativeがリリース25周年を記念してリイシュー。 90年代のエモの中で輝きを放ち続ける不屈の名作。同時代のエモを語る上でMINERALやPenfoldなどと共に語られることが多い彼らですが個人的にはそれらの中で最も重要な意味を持つバンドだと思います。繊細な音がゆっくり積み重なり言葉数少なめな歌声が熱量を上げながらクライマックスへと向かう。彼らの音楽は素晴らしい映画を見ているような、音で情景が浮かぶノスタルジーとドラマチックで溢れています。聴き終わった後の余韻ですら美しいと感じさせてくれる彼らのサウンドは過ぎ去ってしまった日々の郷愁と孤独、痛々しさを思い起こさせてくれるエバーグリーンな作品です。ミルキークリアカラー盤。
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YAPHET KOTTO / Seems Our Situation Calls For Blood Loss (Lp)
¥4,800
SOLD OUT
カリフォルニアのハードコアバンドがリリースしたシングル、スプリット、コンピからのアルバム未収録曲を全て収録、未発表曲3曲も加え 全曲リマスターされた編集盤。Dead Broke RekerdsとRepeater Recordsによるスプリットリリースです。"ディスコード"や"エモーティヴ"側とはまた違った視点でのハードコアのエモーショナルさの極地といえるサウンド。ビリビリと痺れる緊張と全部燃やし尽くすような熱量、静と動のコントラストがひたすらに胸をうつ奇跡的なものだと思わされます。どこを切り取ってもハードコアでありエモであるドラマチックミュージックですね。個人的にJasmineの"Heritage"カヴァーで涙。バンド在籍時の写真やフライヤーが掲載されたインサート・ブックレットは当時の空気感そのまま。噛み締めて読みましょう。今となってはレコードで聴くのが難しい音源ばかりだったと思うのでリリースしてくれた2レーベルに大感謝です。
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INDIAN SUMMER / GIVING BIRTH TO THUNDER (LP)
¥4,500
SOLD OUT
2010年代に海外のエモ系ブログや掲示板で度々見かけた“リアルエモ“という言葉。リアルかフェイクかの論争は各々の見解に任せるとしてもIndian Summerは圧倒的にリアルなエモであることは間違いないように思えます。音を聴いた瞬間に崩れ落ちそうになる程の洗練されていない生々しいエネルギー、感情に訴えてくる怒りと悲しみに襲われます。そして、哀愁という言葉がチープに思えてくる程、渇き、枯れている。既存のハードコアからの脱却の過程で作り上げてしまった、ゆっくりとした展開からサッドなエネルギー溜め込んでいき暴力的なまでに放出する静と動のコントラストはそれまでにないものであり、エモのプロトタイプと言えます。初期衝動が故の限界値越えのエモーショナルに痺れあがります。1993年から1994年という僅かな活動期間を駆け抜け、数枚の7"やSplitをリリースした、活動形態すら美しい彼らの作品を網羅したディスコグラフィー。Numero Groupより。詳細なライナーノーツ、フライヤーを含む28ページのブックレット付き。この先も間違いなく必聴の一枚です。
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DAG NASTY / Can I Say (LP)
¥3,600
SOLD OUT
MINOR THREATのブライアンベイカーが結成したハードコアバンドが1986年にリリースした1stアルバム。プロデュースはイアンマッケイ。 アメリカンハードコアからD.Cのバンドがよりエモーショナルを追求していく中でMINOR THREATがSalada Daysで見せていたハードコアをよりエモーショナルに聴かせるアプローチの片鱗がこのバンドによって完全に花開いたように思えます。彼ら・ブライアンベイカーが持ち込んだのはハードロックの要素であり、多彩なアプローチのギターとボーカルDave(DYS、ALL)のメロディアスさは従来のハードコアになかった領域での感情表現を可能にしています。レボリューションサマーの流れを決定付けた作品であり、後続のディスコードサウンドから現代に続くメロディックの系譜まで与えた影響はあまりに大きいと言えます。
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The traveling Theory / Too Late To Apologize (CD)
¥2,200
千葉県柏のエモバンドによる2025年リリースの1stアルバム。Running Out Labelより。繊細さと内省的なキャッチーさを兼ね備えた、Pop Unknown、ImbrocoなどのDeep Elm Recordsのバンドの影響を想起させる Late90's〜Early00's Emoなサウンド。そこを主軸に、がなり系哀愁骨太要素はDoghouseライクなエモ、モダンなフレーズとスタイリッシュな音の質感は少し前のRun For Cover、ヘヴィな刻みはFurther Seems Forever味があったりと幅広い要素がありつつもバンドのバックグラウンドがギュッと凝縮されているアルバムだなと思います。
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