-
Two layers of paint / Duo 2023 (CD)
¥900
北海道のメロディックパンクデュオによる2023年リリース5曲入りデモ。デュオ編成として初の音源となります。
MORE -
Two layers of paint / Depression turns into pleasure (CD)
¥1,800
北海道のメロディックパンクバンドの2020年リリースの3rdアルバム。3ピース編成最後の音源となります。 https://tlopdxfxb.bandcamp.com/track/sunday-girl
MORE -
sniff / EP1 (CD)
¥1,000
SOLD OUT
熊本のエモバンドがリリースした1st EP。4曲入りCDR。歌詞カード付き。煮え切らない切なさのような、言いようのないエモーショナルが徐々に込み上げてくるメロディアスでサッドなサウンド。初期のトウィンクルな路線はややなりをひそめ、シンプルかつパワフルな部分が強調されつつ、繊細なメロディは深みを増しています。Texas is The ReasonやPenfoldあたりへの憧憬も感じさながらも個人的に近い質感はThe Promise Ringかなと。キャッチーだけど沸点までいききれない侘び寂び、エモとメロディックの淡いグラデーション。今っぽさや日本ぽさがメロディに見え隠れしたり、ギターロックが好きなんだなというアプローチも随所にあって懐古的一辺倒なサウンドではないものに仕上がっています。"Sheep"とても好きです。
MORE -
Moethein / E.P (CD)
¥1,300
福岡を拠点に活動するシンガーソングライターMoetheinによる2023年リリースEP。ティーンエイジャーの頃聴いて受けた衝撃と感情がフラッシュバックするようなポップであり物憂げ、一度聴いたら頭から離れない極上のメロディ。アコースティックの優しげな響きと蒼く澄んだような声が優しく寄り添ってくれる。90'sから00's前半のオーバーグラウンド化していく過程での広義のパンクが持っていた、より多くの人に届いて離さない魅力が彼の楽曲にはあるように思えます。WEEZER、BLINK 182、The Get Up KidsからDrive-Thru Recordsのバンドまでがふと脳裏によぎる、キャッチーで胸が締めつけられる甘酸っぱいアコースティックサウンド。
MORE -
Fiddlehead / Death Is Nothing To Us (CD)
¥2,200
※こちらは海外盤になります。 Have Heart、Verse、Basement等の2000年代から2010年半ばまで活躍したハードコアバンド、エモバンドを中心としたメンバーにより結成された、ポストハードコア・インディーロックバンドの2023年リリースの3rdアルバム。Run For Cover Recordsより。百戦錬磨の5人のグルーヴから生み出される、“ハードコア通過後“としか形容できない独特のうねり。エネルギッシュでありつつ彼らの過ごしてきた時間も確かに感じさせる哀愁。革新的目新しさに溢れているサウンドではないはずなのに何故こんなに瑞々しく、またエモーショナルに響くのでしょうか。前作からの完全な延長線上でありつつ、より渋い方向へ向かった気がします。このバンドの心臓と言えるドラムShawnの入魂のスネアとフロアタムさばきに燃え上がり、深みのサッドギターに胸を締め付けられ、ボーカルPatの無骨ながらもメロディアスに歌い上げるパートに涙腺を刺激されます。Dischordのバンドを想起させるようなサウンドではありますが、Fiddleheadは根底にあるセンスがモダンなバンドで、現行のインディロックとも親和性が高いです。なのでRun For Coverからリリースしてきているのも凄く納得できます。もちろんハードコアへのリスペクトと愛は今なお深く、Angel Du$t、Trapped Under IceボーカルのJusticeを迎えた"True Hardcore(Ⅱ)"で、自分達のハードコアの意味と思いを歌っています。現代におけるエモとポストハードコアの形を追求する洗練された作品。
MORE -
RESONANCE / 1st EP (CD)
¥500
SOLD OUT
突如現れた仙台の新星メロディックバンドによる初音源、3曲入りEP。Blew、International Jet Set、Lovemenといった在りし日のSnuffy Smileの幻影がフラッシュバックする、サッドで青さと熱さ全開のメロディックパンク。激しさや荒さの中にある切ないグッドメロディをギリギリで歌うこの感じ、20数年は時代を間違えてしまったようなサウンドを2023年の現在にこんなにフレッシュな感覚で聴けるとは思ってもいませんでした。色々とバックグラウンドを思わず考察したくなるような音楽性ですが、往年のSnuffy SmileのバンドにあったModの影響やモロなUKメロディックの影響はそんなに感じず、どこまで意識しているかは分かりませんが、演奏自体はジャパニーズメロディックに加えてJAWBREAKERやSAMIAMあたりのアメリカのイーストベイメロディックぽさが出てるんじゃないかなとも思いました。細々とバンドを挙げて書いてしまいましたが、曲がりくねりながらも結果的にストレートに感情に訴えかけてくる、ピュアなグッドメロディックなので是非聴いてみてください。
MORE -
Three / Dark Days Coming (CD)
¥1,800
元Gray Matterのメンバーと元Minor ThreatのJeff Nelsonにより結成されたパンクバンドが1989年、彼らの解散後にDischordよりリリースした1stアルバムであり唯一の音源。LP未収録のデモ・トラック10曲がボーナス収録された全20曲入りとなっています。ハードコア通過後のエモーショナルなハードコア、それをもっと極端にメロディアスな方向に推し進めた結果、レボリューションサマーを突き抜けてメロディックと言えるサウンドへ。歌ごころたっぷりのボーカルGeoff Turnerの歌はパンクの影響を感じさせる荒々しさとポジティブさに溢れていながらもどこか悲しく切ない。それが堪らなく私達の心を揺さぶる極上のメロディとなっています。楽曲のアレンジセンスも抜群でカントリーやブルースのニュアンスをいち早く取り込んでいるように思えます。永遠の名曲"Swann Street"をはじめ、このアルバムのトータルの最大瞬間風速でHusker Duをも凌駕してしまった偉大な一枚。
MORE -
WELLSAID / LURKING (CD)
¥2,000
来日経験もある香港のエモ・ポストハードコアバンドが2022年にメンバーのレーベルであるAirehead Recordよりリリースした2ndアルバム。ひんやりとした質感とサッドなメロディを感情たっぷりにバーストさせる。サウンドとしてはトウィンクルに振りすぎないリフやアルペジオで構成されており、ポストロック、激情ハードコアとオルタナティブロックの影響もかなり受けていそうな塩梅。青さ全面推しでは決してなく、エモリヴァイバル文脈として捉えるとかなり渋いです。日本のオルタナティブロックとの親和性も高そうです。アルバムが進むごとにミッドウェストエモからゆっくりと音楽性のグラデーションが変化していき、中盤以降はDeSoto Recordsのバンドを彷彿とさせるポストハードコア・オルタナティブサウンドに。"Lights Out"実験性と緊張感、エモーショナルが詰め込まれた名曲です。Chinese FootballからThe Dismemberment Planまで共鳴する作品となっていると思います。
MORE -
Academy Fight Song / Early Days (CD)
¥1,500
SOLD OUT
RUMTAG、タイガンなど様々なバンドでで活動しているeiji morodomiとStrange Over The Sun、Centerhitsなどで活動していたgivegiveとkabacにより2021年に福岡にて結成。2022-2023でリリースされ完売していた3本のカセットテープをまとめ新曲を追加したCDがKültti kasettiよりリリース。巨大な音像のギター、緊張感とうねりを生み出すベース、動物的と言って良いドラムが全てを躍動させ、刺すようなボーカルと沁み入るボーカルが対になり作り出す圧倒的な存在感。ハードコアやポストハードコアを通過した上でのギターロック、オルタナティブロック。D.Cの実験性からサンディエゴの狂った質感、いくらでも難解になるところをHusker Duの歌ごころが熱さと哀愁の境地へ連れて行ってくれます。また、エッジの聴いたリフと曲として普遍的な良さを持つ部分が両立しているのはJAWBOX、Burning AirlineでありJ. Robbinsの遺伝子も感じるところです。合間に挟まれるゆったりとした「KANATA」「NANSEI」は暖かな印象でポップスとして通用するようなキャッチーで柔らかなメロディを自然に歌っていています。凝り固まった肩肘を一気に解きほぐしてくれるような普遍的な良さに溢れ、少しスケールの大きさを感じさせながらもあくまでAcademy Fight Songの曲。ここに彼らのソングライティングの真髄があるように思えます。パンクとハードコア、ポストハードコア、ポストパンク、グランジ、80年代にあったぼんやりとあったはずのオルタナティブを今、新たに作り始めている彼らのこの1年が余すことなく詰まった作品です。
MORE -
ANORAK! / st (CD)
¥2,000
SOLD OUT
東京のエモバンドがリリースした1stアルバム。トウィンクルで蒼さ溢れるメロディ、音源から確実に伝わるパッション。フレーズの一つ一つや歌のメロディに暖かさと、時に燃えんばかりの熱が込められています。Algernonの幻影を追い抜いて来た正当派のエモリヴァイバルであり、奥底から自然と滲み出て来る悲しさみたいなものがトウィンクルにたしかに乗っていると思いました。曲としての完成度は勿論、特にギターはテクニカル云々じゃない、マスじゃないピュアなフレーズとしての良さが詰まっています。malegoatやfallsなどの西東京からINTO IT.OVER IT.やSignal Midwest辺りまでも彷彿とさせつつも、ただのフォロワーじゃなくしっかり最新型。 全曲東京の地名が拝された曲名は情景と記憶が流れ込んでくるようで、自分も東京いた時の中央線、井の頭線など思い出しエモーショナルな感じになりました。全曲すぐに過ぎ去ってしまう、青春の最期のような、電車から過ぎ去って行く駅を見るような感覚で一枚通して素敵な作品です。
MORE