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WETNAP / /// (cassette)
¥900
SOLD OUT
東京のパンクバンドによるセルフリリース2025年3曲入りEP。ザラザラとした無骨な質感から作り出されるサウンドは鋭く、物悲しくも暖かい。メロディックやエモ、オルタナとして高揚するメロディをバシバシにおさえつつ、パンクだけではない多様なバックグラウンドが混じりあった独自のスタイルを感じさせてくれます。また、個人的に感じていたJAWBREAKER節やDISCHORD感に加えBuilt to SpillやArchers of Loafなどに通じる哀愁インディロックの旨みが激しさの中にあり、よりアーティスティックな艶が感じられる内容になっていると思いました。テープで聴くのがベストだと思うので是非。 ※セルフコピー仕様.DLコード無 https://wetnap-band.bandcamp.com/album/-
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The Arrival Note / Vol. 2 (CT)
¥1,650
SOLD OUT
フロリダのエモバンドが2022年にリリースした2nd EP。リリースはSunday Drive Recordsより。エモの繊細なメロディとハードコアのダイナミズムが調和した、懐かしくも瑞々しいサウンド。1st EP時よりも楽曲の方向性もより明確になっているように思えます。フロリダらしいともいえるメリハリが有りエッヂのの利いたサウンドプロダクションはFurther Seems Forever辺りのバンドも想起させられますし、ボーカルの伸びやかで哀愁ある雰囲気はChamberlainの渋さもあると思います。既に貫禄漂う内容です。
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Slow Fire Pistol / Radiant (CT)
¥1,650
SOLD OUT
アトランタの激情ハードコアバンドがSecret Voiceより2023年にリリースした3曲入りEP。Foundation、Dead in the Dirt、Criminal Instinct、PDCなどの現メンバーと元メンバーといったハードコアバンドな面子で構成されています。メランコリックな旋律とあくまでハードコアとして鳴らされるscreamoであり、サッドで凶暴さに満ち溢れています。The Assistant、You and IからCity of Caterpillarなどまでを彷彿とさせる、静と動がが入り混じりカオティックに躍動していくサウンド。
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WETNAP / gnarled (cassette)
¥1,650
2018年結成の東京の3ピースパンクバンドが2022年にDEBAUCH MOODよりリリースした1stアルバムをカセットテープでリリース。ひたすらにうるさく悲しい、どこを切り取っても胸をえぐられる。間違いなく待ち望んでいたグッドミュージックです。圧倒的熱量を持って極限まで削り、無骨に形作られた楽曲と決して媚びない美しいメロディは私たちのものであると確信させられます。メロディックともレボリューションサマー影響下のポストハードコアとも形容できる、そしてどちらでもないハードコア、メロディック、エモ、オルタナと全てが地続きだったあの頃の危うく得体の知れない空気感が瑞々しく再び現在につくられています。Dinosaur Jr.の"You're Living All Over Me"やJAWBREAKERの“Bivouac"などにある、ジャンルを形容できるようでできない「何か」を強く感じつつ、One Last WishやRites of SpringなどのDischord群、その他80'sから90's問わず全米各地の地下で蠢いていたSquirrel BaitやNew Sweet Breathといったメロディックパンクなど、誰しもが自分のフェイバリットに思いを馳せてしまう多様なバックグラウンドがより彼らの形容し難い音楽性に拍車をかけているように思います。ハードコアからエモやメロディックへ試行錯誤しながら変遷していった過渡期をリアルタイムで聴かせられているような感覚は唯一無二。また、今作は全曲一発録りでライブで放出されるマグマのようなパッションと冷たい緊張感がそもまま詰め込まれており、どこまでもリアルで生々しいです。アルバム名である“gnarled“は節くれだった、ゴツゴツしたというような意味があるようで、今作の楽曲はザラつき曲がりくねった美学が体現されたパンクアルバムだと思います。
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