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nervous light of sunday / 自己放棄 abnegation (7")
¥1,650
東京・大森のハードコアバンドによる2024年、4曲入りEP。バンドメンバーによるレーベルINSTILL RECORDSよりリリース。壮絶という言葉がしっくりくる尖りまくったカオティックニュースクールサウンド。芸術的と言っていい切れ味抜群のリフ、ヘヴィかつリズミカルなビート、不穏さと緊張感を一気に高める不協和音、絶妙のタイミングで入ってくるハーモニクス。様々な要素がぎっちりと2分前後の曲に詰め込まれた様はカオスでありながら、そこから全体としてドラマチックなストーリー性もしっかりと感じることができる楽曲になっています。へばりつくようなグルーヴィさ、メタリックなリフが生み出すミリタントなタフさはMorning againやTurmoilなどの90'sニュースクールハードコアの様式と美学を教えててくれているよう。また、ボーカルの声質的にもYou and IやThe Assistantといったカオティックな激情ハードコアの要素があると思っていて、ある種の繊細さを内包した凶暴さがエモーショナルな部分を引き立てています。膨大なルーツと向き合い、より純度が高まった1枚だと思います。
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PRAISE / COMING UP FOR AIR (7")
¥1,650
SOLD OUT
アメリカのハードコアバンドのRevelation Recordsより2024年にリリースした3曲入りEP。眩しいまでのポジティブなエネルギーに溢れたポストハードコアサウンド。彼らの作品の中でも屈指の名盤と言ってよい前作"All In a Dream“から続く音楽性であり、初期のユースクルーサウンドから比べると7 Secondsなどの80'sのアメリカンハードコアやDischordのバンドサウンドへかなり寄っていっているように思えます。ハードコアのルーツは崩さず今作はそこからソングライティング、サウンドプロダクションとしても柔らかく包み込むような質感に。"Chasing Colors"の後半のメロディにフォーカスしたコーラスワークなんかは何となくTrustyぽいなと思わされたり、あくまでも自然に、円熟しているからこそできる新しいアプローチをやっています。今作はオリジナルドラマーがDaniel Fangから代わっていますがSlow Fire PistolのBlake Hallが叩いているというのも熱い。新たな風が吹き込んできたような気持ちの良いモダン・レボリューションサマーといった内容。
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TONE DEAF / st (7")
¥1,100
大阪のハードコアバンドの2020年リリース、4曲入り7"。軽く、速く、短く、キャッチー。軽快なコーラスワーク、ストップ&ゴー、愛に溢れた80'sアメリカンハードコアマナー全開のサウンド。メロディアスなコード進行とベースラインがつくりあげるエモーショナルさはSalad Days時のMinor ThreatやUniform Choiceといったバンドが脳裏に浮かぶ、へヴィさやマッチョさの対局にあるまっすぐなエネルギーが放出されています。ギターの開放弦やオクターブフレーズといった、端々にあるレボリューションサマーへのリスペクトをあくまでハードコアとして昇華。ストイックなまでの拘りが感じられる現代ではなかなか出会えないピュアなハードコア。 https://losertonedeaf.bandcamp.com/album/s-t-ep-td-004
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Circles / Coruscation (7")
¥1,500
SOLD OUT
フランス・ナントのエモーティヴハードコアバンドが2021年にリリースした2曲入りEP。レボリューションサマーの持っていたエモーショナルな要素をモダンな感性でより深いものにしていくようなサウンド。今作収録の2曲はミドルテンポでギターはメロディアスで印象的なフレーズの数々を奏でています。サッドさとポップネスが絶妙に入り混じる質感はOne Last Wish辺りのバンド、そしてSuperchunkをかなり意識しているんじゃないかなという楽曲です。懐かしさを感じさせつつ懐古一辺倒ではない自身のスタイルをつくりだしています。
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石の犬 / hole,water (7")
¥1,200
SOLD OUT
福岡のオルタナティブバンドが2022年にrufen publishingsよりリリースした2曲入り7"。 エモ・激情から溢れでたエモーショナルな邦ロックの美学。激情とエモ、邦ロックをあくまでエモーショナルな音楽のひとつとして昇華しています。ソングライターによって多少曲調が異なるのですYageなどのユーロ激情を大枠に2000年前半のkillieやenvyあたりの日本のバイオレンスな叙情性をミックス、それをある種邦ロック的に解釈したような音楽性なのかなと思っています。しかし、The Jesus LizardのようなU.Sオルタナの匂いもあり既存の枠には意地でも収まらないという思いとメンバー各自のバックグラウンドである音楽への憧憬と愛を感じます。A面収録"蒼茫"は伸びやかなボーカルと美しいギターアンサブル。Endserenardingの時のMineralやRikaなどの美エモが彷彿とさせられる哀しくも壮大な記憶が刺激されます。また、「名前をつけてやる」の時のスピッツの儚いドリーミーな感じも出てるなと。ゆっくり踏みしめつつクライマックスの轟音からのエンディングまでのメロディが切なく優しいです。 B面の"戦争"は一転ダークな世界観で感情が燃えまくっている激情影響下の曲。センスを感じるメロディアスなギターの職人感と振り絞るボーカルに心を掴まれます。意図してなさそうなんですが1000travels of jawaharlalやYaphet Kottoなどの激情の間から見え隠れするバーニングなメロディックの青い衝動を感じました。 ジャケのシルクスクリーンのデザインと質感含めて是非手にとって確かめて欲しい一枚です
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DAIEI SPRAY / Can't Truss It (7")
¥1,320
SOLD OUT
東京で長らく活動を続けるエモーショナルハードコアバンドが前作のアルバムをリリースしてから3年ぶりにリリースしたNew EP。リリースは前アルバムのリリースと同じ東京のDEBAUCH MOODから。タイトに沸々と燃えるようなエネルギーが凝縮されたエモーショナルなハードコア。より強靭でしなやかなパワフルさを手に入れたリズム隊とブライアンベイカーからボブ・モールドまでフラッシュバックする彩りある匠のギター、日本詩・英詞を独特に織り交ぜつつ熱く歌うボーカル。レボリューションサマー、ディスコードのバンド達がやっていたハードコアをエモーショナルな方向へと進化させるということに対する現代・彼らからの答えを表現しているように思えます。同時にPRAISEやREMISSION、SEGWEIなんかの10年代前後のリヴァイバルの流れもいまだにどこか感じるサウンドで全く古くならない音楽性だなと改めて思わされました。コーラスのクレジットにSEGWEIの方の名前もありぶち上がります。熱量は落とさずに円熟味もグッと増した到達点であり新境地と言える全4曲を収録です。
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overo & asthenia / split (7")
¥850
SOLD OUT
東京と米ヒューストンのemoバンド、2020年リリースのスプリット7インチ。 両バンド共に現在世界中でほぼ絶滅危惧種となっているピュアな90's emo/screamoスタイルのバンド。サウンドの違いはありますが、それぞれが本来emoやscreamoが持っていたサッドさやハードコア通過後のパワフルなエモーショナルさが体現されていています。現在のメインストリームから離れた地下から再びエモに火をつける内容。
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SEVICES / DEMO 2014 (7")
¥1,200
フランスのハードコアバンドの2014年リリースEP。Dans Le Vide、Senseless Acts Of Angerによる2016年プレス盤。荒々しい怒りが全面に出たハードコア。2010年代のHOAXなどと共鳴していたロウパンクやレイジングハードコア要素たっぷりのサウンド。速いだけではないストンプアンドダンスなおいしい展開も堪りません。思わず暴力的衝動に任せて踊ってしまうようなプリミティブな内容。
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RITES OF SPRING / ALL THROUGH A LIFE (7")
¥1,300
SOLD OUT
元Faith、後のone last wish、FUGAZIなどのメンバーで構成されたD.Cのポストハードコアバンドが1987年にリリースしたEP。従来のハードコアの破壊と再構築。速さと軽さが全面に出たそれまでのアメリカンハードコアのリズムから抑えられたスピードのビート一音一音にエネルギーが籠ったドラム、それに歌うように奏でられるベースとギターと熱くエモーショナルなボーカルが乗る。アルバムよりもよりミドルテンポ主体でメロディアスなアプローチがされている正にRevolution Summerのサウンドを体現した内容です。
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FUGAZI / Furniture (7")
¥1,200
SOLD OUT
ワシントンDCのポストハードコアバンドが2001年にリリースしたラストEP。ラストアルバムとなった"Argument"と同時リリースであり、アルバム未収録の3曲です。ハードコアのほとばしるエネルギーをうちに秘め、速さの代わりにグルーヴとリフで表現する、まさにポストハードコアと言えるサウンド。“Number 5“はインストゥルメンタルな曲ですが全編に漂う緊張感と素晴らしいリフの数々でめちゃくちゃ熱くさせられます。
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FUGAZI / 3songs (7")
¥1,200
SOLD OUT
ワシントンDCのポストハードコアバンドが1990年にDischordよりリリースしたEP(同内容収録のコレクターズ盤は1989年にSUB POPよりリリース)。ハードコアの速さとアグレッシブさをグルーヴと実験性へ変化させたポストハードコアサウンド。ハードコアの激しさが内に込められふつふつと煮えたぎるようなエネルギーを感じます。
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MINOR THREAT / Salada Days (7")
¥1,200
SOLD OUT
ワシントンDCのハードコアバンドが解散の2年後の1985年にDischordからリリースしたラストEP。速く軽くキャッチーでパワフルであったアメリカンハードコアのスタイルから速さよりエモーショナルな部分が強調された今作。特に"Salada Days"はギターのコード進行からベースのオカズ、Dischordの重要なテーマでもあるエモーショナルなハードコアをいち早く実践した名曲です。MINOR THREATからその後メンバーがやるDag Nastyやembraceへと繋がる際のミッシングリングとなる作品だと思います。
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Downcast / st (7")
¥1,000
1990年にリリースされたebullitionの第一弾リリース作品。西海岸のダークさを体現したようなヘヴィネスと凶暴さが出たハードコア。激情要素やエモ要素はほとんど見られず、ザクザク刻むギターはニュースクールにも近いサウンドで同じ西海岸のUNBROKENにも近いものを感じます。女性の権利、アニマルライツなどについて歌っており、ebullitionのハードコアを単なるエクストリームミュージックとして消費しないMore Than Musicな姿勢が示されていると思います。
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Manrae / Pacata Hibernia (7“)
¥900
SOLD OUT
イギリスのエモバンドが1995年にebullitionからリリースしたEP。 内包された焦燥感や陰鬱さは同時期のebullitionのバンドとは違う異質さを感じるサウンド。ジャンル分けは不毛なものかも知れませんが彼らのメランコリックなスタイルと不完全さは明確にエモなんじゃないかなと思います。イギリスに脈絡なく出てきたのもめちゃくちゃ面白いです。なんとなくですがPlungerや2000年中盤に活動していたBurned Out Brightにも近いものを感じます。
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Econochrist / Skewed (7")
¥900
サンフランシスコのハードコアバンドが1993年にebullitionからリリースされたEP。 怒りと緊張感を抱えて激しく疾走するレイジングハードコア。不意に打ち込まれてくる、抒情性を感じるメタリックなフレーズは後続の激情ハードコアへの影響も感じさせます。後期の作品より激情要素が強くなる一歩手前のピュアなハードコアをやっていてカッコ良いです。
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Wits End / Same (7")
¥1,000
SOLD OUT
ノルウェー・オスロのエモ/スクリーモバンドが2010年にADAGIO830からリリースした作品。 ffo: Touché Amoré、FUNERAL DINER
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Troubled Sleep / Spread Out (7")
¥1,000
SOLD OUT
ニューヨークのインディーエモバンドによる2013年にリリースされた作品。Strictly No Capital LettersとDriftwood Recordsから。 ポストパンクなどに感じるヒリヒリ感と冷たさがどことなく漂う楽曲と淡々としつつも優しさを感じる女性ボーカルのバランスが既存のエモとは少し違う独特のサウンドです。 派手さとは対極ですが静かな力強さを感じる作品。
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Youth Funeral / SEE YOU WHEN I SEE YOU (7")
¥1,400
Old Grayのラフ氏により結成されたニューハンプシャー/マサチューセッツを拠点とするスクリーモバンドの2015年リリースの7"。 時にカオティックに、時にドラマチックに変化する曲展開と悲痛なボーカルの叫びが響き渡るモダンスクリーモなサウンドです。 ショートチューンの中での静と激をいききするあっという間の6曲です。 ffo:ORCHID、Fall Of Troy
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REGARDE / st (7")
¥1,000
SOLD OUT
イタリア・ビチェンツァのエモ/エモーショナルハードコアバンドの2014年リリースの7インチ。 繊細でサッドさ全開のギターを奏でつつもパワフルに疾走していく楽曲はCrush Of Rhinosなどを彷彿とさせます。また時折LIFETIMEを思わせる力強いボーカルには熱くならざるおえません。
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FOOTBALL,ETC & PLAIDS / split (7")
¥1,000
SOLD OUT
米ヒューストンのエモバンドFOOTBALL,ETCとUKノッティンガムのエモーショナルハードコアのスプリット7インチ。FOOTBALL,ETCはpohgohやSamuel直系の悲しくも美しい、しっとりとしたフィメールボーカルエモ。PLAIDSはディスコーダントなハードコアと現代的なスクリーモがハイブリッドされたエモーショナルハードコアを聴かせてくれます。
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