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Shut Your Mouth & Forbear / Split (CT)
¥1,650
SOLD OUT
東京のハードコアバンドShut Your Mouthとインディ・シューゲイザーバンドForbearによるスプリットテープ。ルーツやシーンが近しいバンド同士によるジャンル異種格闘技戦スプリット。DLコード付き。 Shut Your Mouthはブルータルさとリズミカルなグルーヴが絶妙にミックスされた90'sスタイルのニュースクールハードコア。モッシーでダンサブルでさえある、練り込まれたリフが飛び交う。欲しいところに美味しい展開とリフが来てくれる、EarthmoverからChokeholdまで思い起こされるサウンド。いくらでも極悪になり得る楽曲ですが、アンガーだけどどこか爽快感漂うボーカルとのバランスも気持ち良い。 Forbearはそこはかとない無骨さとダイナミズムを感じさせるリズムと分厚くも冷ややかギターに男女混声のボーカルが淡く響くサウンド。ハードコアをルーツに持ちながら、そこからエモのエッセンスを取り入れつつオルタナティブロック/シューゲイザーへ帰着するのはRun For Coverのバンドなんかが10年代に作り上げていった質感と同じものを感じます。現行だとNarrow HeadやSunday Driveのバンドと同じように、ジャンルをシームレスに横断しつつ着実にアップデートし続けています。
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WETNAP / gnarled (cassette)
¥1,650
2018年結成の東京の3ピースパンクバンドが2022年にDEBAUCH MOODよりリリースした1stアルバムをカセットテープでリリース。ひたすらにうるさく悲しい、どこを切り取っても胸をえぐられる。間違いなく待ち望んでいたグッドミュージックです。圧倒的熱量を持って極限まで削り、無骨に形作られた楽曲と決して媚びない美しいメロディは私たちのものであると確信させられます。メロディックともレボリューションサマー影響下のポストハードコアとも形容できる、そしてどちらでもないハードコア、メロディック、エモ、オルタナと全てが地続きだったあの頃の危うく得体の知れない空気感が瑞々しく再び現在につくられています。Dinosaur Jr.の"You're Living All Over Me"やJAWBREAKERの“Bivouac"などにある、ジャンルを形容できるようでできない「何か」を強く感じつつ、One Last WishやRites of SpringなどのDischord群、その他80'sから90's問わず全米各地の地下で蠢いていたSquirrel BaitやNew Sweet Breathといったメロディックパンクなど、誰しもが自分のフェイバリットに思いを馳せてしまう多様なバックグラウンドがより彼らの形容し難い音楽性に拍車をかけているように思います。ハードコアからエモやメロディックへ試行錯誤しながら変遷していった過渡期をリアルタイムで聴かせられているような感覚は唯一無二。また、今作は全曲一発録りでライブで放出されるマグマのようなパッションと冷たい緊張感がそもまま詰め込まれており、どこまでもリアルで生々しいです。アルバム名である“gnarled“は節くれだった、ゴツゴツしたというような意味があるようで、今作の楽曲はザラつき曲がりくねった美学が体現されたパンクアルバムだと思います。
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nohz / DEMO (cassette)
¥1,200
フランス・トゥールーズのパンクバンドが2022年にリリースした全7曲のデモテープ。Dans Le Vide、Dirty Slap Records、Urticaria Recordsからのリリース。ダークなエネルギー渦巻くraw&primitiveなパンク。耳をツンザクようなレイジングなボーカルのパッション全開の速いパートからのダーティな踊れる展開が来るのはハードコアとして極上です。HOAXをはじめとするCONDITIONやKLONNSなどにも通じる怒りの爆発として正しい形のアンダーグラウンドミュージックだと思います。
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HONG! & TOAST / PUNK CINTA DAMAI SPLIT(Cassette)
¥700
横浜のDIYパンクレーベルWWAV(West Ward Audio Visual)より2022年5月にリリースされたインドネシア・タンゲランのハードコアバンドTOASTとHONG!によるスプリットテープ。速い・軽い・熱い、双方アメリカンハードコア最良の時代といえる80'sの影響色濃いプリミティブかつ軽快なハードコアサウンド。2000年代に活動していたインドネシアの"HELLOWAR"の曲「Punk Cinta Damai」(直訳すると"平和のためのパンク")を両バンドともにカヴァーしたものを収録。ほぼ全曲1分未満のパーフェクトな曲の短さで一瞬のうちに駆け抜ける血管沸騰の全6曲。
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DULL MOURNING / ugly flame (cassette)
¥1,000
ノースキャラライナのポストハードコア/エモバンドが2022年にリリースした1st EP。地を這うようなベースから繰り出されるヘヴィーなサウンドと悲しみ・苦悩を歌い、時に悲痛に叫ぶボーカル。緊張と弛緩を繰り返すグルーヴィーなポストハードコアパートと壮大なエモパートが素晴らしいです。初期のcitizenやBalance and Composureなどのグランジ影響下のエモを想起させるサウンドです。
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STRIKE ANYWHERE / NIGHTMARES OF THE WEST (cassette)
¥1,200
リッチモンドのメロディックハードコアバンドが11年ぶりに2020年にリリースした7曲入りEP。激しく速く疾走する楽曲とシンガロング必至のボーカルが人種差別、ミソジニー、政治腐敗など社会不条理に怒りをぶつける。99年のデビューからこの一貫した姿勢とサウンドは彼らがメロディック"ハードコア"だと今なお教えてくれる作品。UKメロディックBlockoの"OPENER"のカヴァーも収録。
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