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PROSPEXX / A Quiet World (LP)
¥2,400
SOLD OUT
シンガポールのニューウェーブ/シンセポップユニットが2021年末にリリースした1stアルバム。フランスのパンクレーベルSYMPHONY OF DESTRUCTIONからリリース。ダンサブルなリズムとドラマチックなシンセサイザー、しなやかで力強い女性ボーカルは美しく幻想である。きらびやかな音色の間を突き刺すようなバスドラムのビートはチルの為じゃない、生きたダンスミュージックだと感じさせてくれます。
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OI BOYS / Self-Titled (LP)
¥2,300
SOLD OUT
フランス・メッツのポストパンク/ニューウェーブデュオが2021年にLes Disques De La Face Cachéeからリリースした1stアルバム。無機質なビート、冷たいギター、チープなシンセサイザーとロマンチックさとは対極の無骨なボーカル。Oi!/Punkが根底にあるポストパンク、シンセポップサウンド。しかし、Blitzの2ndなどともまた少し違う殺風景な冷たさが彼らにはあり、コールドウェーブ的な側面もあるサウンドだなと思います。パンク通過後の荒々しく尖った部分とミニマルなリズムから作り出される楽曲はダークで悲哀のようなものを感じる世界観。彼らの住むメッツというフランス地方都市の生活のリアルに表現しているのではないかと想像してしまいます。チープでシンプル、華やかさやドリーミーから遥か遠くの地下から生み出されたソリッドで生々しい作品です。
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Chaviré / Maintenant Que Les Flammes Sont Partout (cassett)
¥1,300
フランス・ナントのエモバンドが2019年にStonehenge Recordsからリリースした3rdアルバム。90年代のオールどスクールなStonehengeのバンドのようにエモーティブでスクリーム全開のハードコアとは違いミドルテンポ主体のマイナーコードから作り出されるサッドでドラマチックなエモ・スクリーモサウンド。バンドの紹介に書いてあった"emo punk"という言葉がかなり端的にこのバンドを表しているなと思います。2000年後半以降のモダン目なエモ・スクリーモの要素を感じますが"K.&K."はこれぞStonehengeのバンドとも言えるエモーショナルコード進行の黄金旋律。アルバムのタイトルの意味は「今、炎は至る所にある」。世界は燃えまくっているし、それに反抗する火もまた燃えている。バンドの溢れる創造性と怒りを表現した作品です。
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SEVICES / DEMO 2014 (7")
¥1,200
フランスのハードコアバンドの2014年リリースEP。Dans Le Vide、Senseless Acts Of Angerによる2016年プレス盤。荒々しい怒りが全面に出たハードコア。2010年代のHOAXなどと共鳴していたロウパンクやレイジングハードコア要素たっぷりのサウンド。速いだけではないストンプアンドダンスなおいしい展開も堪りません。思わず暴力的衝動に任せて踊ってしまうようなプリミティブな内容。
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Chestnut Road & BUZZorHOWL / Split (7")
¥1,200
SOLD OUT
UKのメロディックバンドBUZZorHOWLとフランスのメロディックバンドChestnut Roadが2014年にBrassneck Records,、Boss TuneageよりリリースしたスプリットEP。元DRIVEとJAILCELL RECIPESのメンバー在籍のBUZZorHOWL。どうしても DRIVEの残響が耳に残ってしまう、ただやはり素晴らしいとしか言えないギターワークとサウンド。サッド過ぎない珠玉の甘く切ないメロディの応酬にため息が出ます。Chestnut RoadはUKメロディックサウンドからUSのメロディックやギターロックの影響も感じられる内容。"Swallows Flight"はささくれだっていながらも暖かみのあるギターとメロディが際立つ名曲です。
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CHESTNUT ROAD & PANIC ATTACK / Split (7")
¥1,200
SOLD OUT
フランスのメロディックバンドCHESTNUT ROADとカナダのPANIC ATTACKが2014年にSNUFFY SMILESはじめ9レーベル共同でリリースしたスプリットEP。両バンドそれぞれ1曲ずつbroccoliのカヴァーをした内容。CHESTNUT ROADはサッドなグッドメロディとエモーショナルなギターが光りまくる。UKメロディックを完全に理解したマイナーコードが胸に染み入ります。カヴァー曲は"Fido"。PANIC ATTACKはしゃがれたボーカルから繰り出される熱く切ないメロディックパンク。CRIMPSHRINEから同じカナダのUNFUNなども彷彿のサウンド。カヴァー曲は"learn"で汗が飛び散る無骨なカヴァーがGOOD。
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Chestnut Road & Gleam Garden / Split (7")
¥1,200
SOLD OUT
埼玉のメロディックバンドGleam GardenとフランスのメロディックバンドChestnut Roadによる2015年にBrassneck Records、Snuffy SmileよりリリースされたスプリットEP。ミドルテンポで哀愁溢れるメロディを聴かせてくれるGleam Garden。 Chestnut Roadは初期のUKメロディックサウンドからUSメロディックやギターロック影響下のサウンドへ。勿論随所にhooton 3 carやbroccoliよろしくなサッドな泣きメロやエモーショナルなギターフレーズが溢れた内容です。
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duster / Contemporary Movement (casette)
¥1,600
SOLD OUT
カリフォルニア・サンノゼのスロウコアバンドによる2000年にUp Recordsからリリースされた2ndアルバムの2022年Numero Groupリイシュー作品。気怠くも美しいリズムとリフレインがトリップさせてくれるスロウで尖った作品。リズミカルな表現を殺し、シンプルでロウな表現でどこまで美しさを表現しようとしているかの挑戦のようにも思えます。ゆったりとしたリズムに乗る幻想的でありながらも不安定なアルペジオと呟くように歌う儚いボーカル。前作よりもしっかりと認識できるメランコリックな表現から湧き上がる物悲しさとノスタルジアはやはりこの作品・バンドが後世に残るべくして残ったのだと感じさせられます。スロウコアと評されているサウンドではありますが、ポストロック、エモ、ドローンと多彩な要素を内包した音楽性で意外と間口は広いのかなと思います。是非このどこか狂った幻想の海でゆっくり漂ってみてください。
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duster / Stratosphere (cassette)
¥1,600
SOLD OUT
カリフォルニア・サンノゼのスロウコアバンドによる1998年にUp Recordsからリリースされた1stアルバムの2022年Numero Groupリイシュー作品。どこか異次元を感じさせるゆったりとしたリズムから作り出される美しいメロディと力の抜けたリフレインがもたらす酩酊感。ゆらゆらと漂う中に奏でられるアルペジオは幻想的。それと同時に彼らの作るメロディとノイジーさは開放感と隣り合わせの不穏さ、物悲しさがあります。そのサウンドや元Mohinderのメンバーがいることからエモとしての文脈で捉えられることもある彼らですが、大袈裟なノスタルジアはいらないと言われているような、本当にゆっくりと染み込んでいく悲しさとエモーショナルを内包しているように思ます。今作の彼らの擦れたようなザラつく質感は正にテープ向きだと思います。
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drive like jehu / bullet train to vegas (7")
¥1,400
SOLD OUT
サンディエゴのポストハードコアバンドが1992年にMerge Recordsからリリースした1st EP。2022年リプレス盤になります。ビリビリとスピーカーから時を超えて伝わる緊張感と焦燥感。 不穏でバーストするギターリフから張り詰めた緊張感が弾け飛ぶ展開に破壊的興奮を覚えます。従来のハードコアサウンドやD.Cのバンドとも違う実験性と革新性を持った、自分が思い描くサンディエゴサウンドです。struggleやSwing Kids、果てはPinbackにもうまく言語化できない悪夢的な西海岸のダークサイドな陰鬱さや攻撃性を感じますが、Drive Like Jesusは個人的にその際たるバンドではないかなと思っております。また、今作収録"Hand Over Fist"の3分過ぎからの不器用で切なすぎるメロディがMergeからこの音源をリリースした理由を物語っています。
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Romero / TURN IT ON! (LP)
¥3,200
オーストラリア・メルボルンのパワーポップバンドが2022年4月にCOOL DEATH RECORDSとFeel It Recordsからリリースした1stアルバム。ジャングリーなパワーポップのドライブ感と古き良きポップスのキャッチーさの化学反応。80'sの音楽の持つポップネスを再解釈したといえる彼らのサウンドはムーディーで切れ味鋭く、古くささを完全に置き去りにしたサウンド。Modernettesやthe SHIVVERSなどの甘く爽快なパワーポップの影響を強く感じる楽曲ですが、特にボーカル、アラーナ・オリバーの存在感は際立っていてシンディローパー直系と言える力強さと貫禄があります。多少スタイルの違いはありますが、80'sミュージックから生まれて来たという意味でもSheer Magも強く連想されます。ジャンルや時代毎のリヴァイバルの流れは今後も続きそうですが、彼らのサウンドは曲やプロダクションの細部まで、ただの模倣とは一線を画す説得力を既に感じます。彼らのおそらく敬愛するアーティスト達と同じような大きな舞台での今後の活躍がはっきりと目に浮かんでくる眩しくもハイクオリティな作品。
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POWER / Turned On (LP)
¥2,600
オーストラリア・メルボルンのスリーピースロックバンドによる2018年リリースの2ndアルバム。リリースはCOOL DEATH RECORDSから。土と埃の匂いがしてくるようなロックのブルージーさと痛快さを突き詰めた激熱ロックンロール。ブルース、ハードロック、メタル、パンクなどそれぞれのジャンルの最良の部分を凝縮したようなリフの数々はジミヘンからBlack SabbathやIron Maidenなどまで頭に思い浮かぶサウンドです。そして、珠玉のリフをまとって疾走していく彼らの楽曲には全てを薙ぎ倒していく破壊力があり、私たちの根底にあるよりプリミティブなロックへの欲求と興奮を満たしてくれる作品であると思います。パンクやハードコアを聴く人にも是非聴いて欲しいです。
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amid the old wound / Vignette (7")
¥1,200
SOLD OUT
元wishes on a plane、現duct heartsのボーカリストDanielのソロプロジェクトの2020年リリース3曲入り7インチ。TIME AS A COLORよりリリース。サッドでフォーキーなアコースティックサウンド。アコースティックギターと繊細で時にドラマチックに歌い上げるDanielのボーカルが胸にゆっくりと染み渡ります。正統派 SSWサウンドというよりはThe New Amsterdamsのようなエモ通過後の音楽をよりサッドにスローダウンさせたような印象を受けます。儚さの中にある美しさ、力強さを感じる作品感じる作品。
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Sweeping Promises / Hunger For A Way Out (LP)
¥3,400
SOLD OUT
ボストンのポストパンクバンドの2020年にFeel It Recordsよりリリースされた1stアルバム。60'sあたりのガレージパンクの雰囲気すら漂う、ザラついたローファイポストパンク。音が詰まったティピカルなポストパンクの対極にあるような音と音の隙間があるサウンド。神秘性がありつつもグッドメロディのボーカルとミニマルで印象的な楽曲はロウなサウンドでありながらも全曲飽きさせない、センスに裏うちされたキャッチャーさを感じます。既に8thプレス位までいっているとのことで今尚世界的に注目されている作品だと思います。
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amid the old wound / REBREATHER (7")
¥1,300
元wishes on a plane、現duct heartsのボーカリストDanielのソロプロジェクトの2022年リリース3曲入り7インチ。TIME AS A COLOR、MOTORPOOL RECORDS、SLOW DOWN RECORDS、DINGLEBERRY RECORDSによる共同リリース。福岡・MOTORPOOL RECORDSからのリリースでもあるため日本盤帯付きです。前作のyou could be a copとのスプリットLPが記憶に新しいですが、哀愁溢れるアコースティックフォークのスタイルを今作はよりシンプルに削ぎ落としたサウンドに。シンプル故のアコースティックの音一つ一つの力強さとDanielの繊細でサッドなボーカルが作品を通してより際立ったものになっています。そして彼のどの曲にも共通しているのですが、サッドでありながらも誰しもが持つ傷にそっと寄り添ってくれるような優しさを感じます。MINERALのChrisのソロようなエモを経た感傷や郷愁のようなものこの作品にも感じつつ、エモという枠組みも不要だなと思わせてくれる作品です。 盤色は黒、パープルと少量ですがユーロ盤のクリアパープルがあります。
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HONG! & TOAST / PUNK CINTA DAMAI SPLIT(Cassette)
¥700
横浜のDIYパンクレーベルWWAV(West Ward Audio Visual)より2022年5月にリリースされたインドネシア・タンゲランのハードコアバンドTOASTとHONG!によるスプリットテープ。速い・軽い・熱い、双方アメリカンハードコア最良の時代といえる80'sの影響色濃いプリミティブかつ軽快なハードコアサウンド。2000年代に活動していたインドネシアの"HELLOWAR"の曲「Punk Cinta Damai」(直訳すると"平和のためのパンク")を両バンドともにカヴァーしたものを収録。ほぼ全曲1分未満のパーフェクトな曲の短さで一瞬のうちに駆け抜ける血管沸騰の全6曲。
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Butter Sugar Toast / Extended Play I (CD)
¥500
SOLD OUT
DISCHORDミュージックから生まれてきたような東京ポストハードコアバンドの1st EP。Bandcampのダウンロードコードと今年1/10に行われた初ライブ音源とメイキング映像付き。SNSで初ライブの断片の映像を初めて見てとんでもなく衝撃を受けました。不穏さと爆発、D.Cとサンディエゴのハイブリットブチギレスタイル。FUGAZI、Hoover、Drive Like JehuからMOSS ICONまで彼らのバックグラウンドを想像させるだけでワクワクする楽曲は音楽への愛を感じられます。そして作品やライブのテンションにもはっきりと表れている途方もないエネルギーがおそらく彼らが敬愛する音楽から最も引き継がれている部分ではないかなと思います。国内・海外見てもこの手のサウンドを現行でここまでのクオリティと熱さを出せているバンドはいないんじゃないですかね(個人的にタイプは違うがPRAISEやREMISSION級)。ライブも本当にメンバーみんな血管が沸騰するような熱さと衝動が暴れまわっています。それをそのまま詰め込んだ、彼らのピュアなエネルギーがそのまま詰まった作品となっています。 ジャケットは全てメンバーによる手描きでデザインが全部違います。とてもかわいいジャケで最高です。※デザインはランダムで発送させていただきます。
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STALLED MIND / Shades (LP)
¥2,300
SOLD OUT
Youth Aboidersのメンバーで構成されるパリのパンクバンドが2021年にリリースした1stアルバム。同じくフランスのパンクハードコアレーベルDESTRUCTURE RECORDSよりリリース。ジャキジャキしたギターと性急なリズム、上質なパンクやパワーポップ特有の甘いメロディ。あくまでパンクのカテゴリーでありつつキャッチーでメロディアスな楽曲は私たちの耳を釘付けにしてくれます。カラッとした曲調は熱さと同時に爽快感をももたらしてくれるOi/PUNKファンからメロディックファンまで聴いてほしい全11曲。
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Billow / Ⅳ (casette)
¥1,500
SOLD OUT
チェコのインディーポップバンドが2022年2月にリリースした4曲入りEP。スロバキアのZ TAPESより。浮遊するようにドラマチックさを演出するシンセサイザー、優しさに溢れるギターとドラム、時に囁くように、そして時に力強く歌われるボーカルLenkaの歌に私たちの心は包まれる。ゆったりとした幻想的かつ神秘的な世界観を是非楽しんでください。
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Orchid Mantis / Visitations (casette)
¥1,500
SOLD OUT
アメリカ・アトランタのアーティストが2021年にリリースした6thアルバム。スロバキアのテープレーベルZ TAPESから。霞がかった浮遊感と幸福な酩酊感をもたらすシンセポップサウンド。彼のスタイルの根幹を成すシンセ、ドラム・マシン、テープ・フィデリティから作られる幻想的楽曲と気怠いボーカル、今作はそこに加えてアコースティックギターが多く使用されており、他にも多くの生楽器が使用されている。曲の端々から音の揺れまでが私達の心の奥のどこか懐かしい感情をゆっくりと掘り起こす。
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if i die in mississippi / before i leave (casette)
¥1,500
SOLD OUT
アメリカ・ミシシッピのアーティストが2021年にリリースしたアルバム。スロバキアのテープレーベルZ TAPESから。幻想的でアーティスティックなエレクトロ/アンビエントサウンド。掠れがかった昔のVHSで撮られたホームビデオを見るような強烈な郷愁に襲われる。作中何度も挟まれる声のサンプリングやレトリックなオルガンサウンド、籠ったようなサウンド表現はノスタルジーを表現することを意識して作られていると感じます。過ぎ去ってしまった過去へ思いを馳せてしまう、美しさと悲しさを見事に詰め込んだ作品だと思います。
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if i die in mississippi / artless (casette)
¥1,500
アメリカ・ミシシッピのアーティストが2016年にリリースしたアルバム。スロバキアのテープレーベルZ TAPESから。幻想的でアーティスティックなエレクトロ/アンビエントサウンド。静かなノイズにゆっくりと全身が包み込まれる至福の体験。ぽつりぽつりと奏でられるメロディは優しくぼやけて見える街明かりのような心象を抱かせる。加えてフォーキーなアコースティックソングからドローンまで収録された繊細で美しい全12曲。
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Unicorns at Heart / Unicorns at Heart (casette)
¥1,500
SOLD OUT
カリフォルニアのインディロックバンドが2021年にリリースしたアルバム。スロバキアのテープレーベルZ TAPESから。チープでキュートな愛おしいローファイサウンド。その気取らないメロディは極上。すぐそこから曲が流れてきているような実在感を持った彼らの音楽は聴くことを強制されるような音が詰まり過ぎたハイファイサウンドの真逆、音と音の隙間があることこそが豊かなことなんではと思わせてくれます。晴れた日にカーテンと窓を開けて聴きましょう。
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Pleasance House / Digging Strawberry Ditches (casette)
¥1,500
アメリカ・アトランタのシンガーソングライターが2021年にリリースしたアルバム。スロバキアのテープレーベルZ TAPESから。人の心の底から湧き上がる儚さを音にしたようなアコースティックサウンド。アコースティックギターと歌という必要最小限の編成から逆説的に浮き上がってくる悲しいギターのメロディとどこまでも透き通るボーカルの存在感に心を奪われます。喧騒を忘れさせ、ただ私たちの側に寄り添ってくれる作品です。
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